生の現場体感する機会 まめってぇおたり推進委 中学の給食視察
 小谷村の「まめってぇおたり推進委員会」はこのほど、小谷中学校で給食を視察した。学校給食への理解を深めるとともに今後の食育について考える事業の一環。調理のようすから説明を受け、給食を生徒とともに試食した。
 当日のメニューはご飯、カジキの照り焼き、のっぺい汁など。委員らは衛生管理の徹底や、季節感を取り入れながら地場産の食材をできるだけ使用するよう心がける、真心のこもった給食づくりに感心していた。
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12月の一覧
文化や被災地復興理解 インドの高校生白馬で交流
 国の国際交流事業の一環で、インドの高校生ら25人が3日、白馬高校を訪れた。授業など通じて生徒とふれあいながら、日本の文化や東日本大震災の復興に理解を深めた。
 訪日団は13歳から18歳までの高校生ら約100人。11日26日から12月4日までの期間中、被災地の茨城県日立市などの現状を視察、県内と北海道に分かれ、各地で住民と交流を図っている。村内では白馬五竜観光協会が受け入れ先となり、ホームステイをしている。
 同校では、生徒会が中心となって取り組む、被災地ボランティアを紹介、訪日団も被災地の様子を報告し、両国の高校生が復興に向けた意識を共有した。書道など選択科目の授業では、同校の生徒が「印度(インド)」の漢字を披露し、訪日団を驚かせていた。
老朽化で拝殿建て替え 池田町八幡神社 安全願い地鎮祭
 数十年ぶりに拝殿や社務所を建て替える池田町の八幡神社(平林秀文宮司、北原靖士・氏子総代会長)で3日、地鎮祭が行われた。氏子や工事関係者ら約30人が出席し、来年9月の完成に向け、工事の安全とともに、町のさらなる繁栄の願いを重ねた。
 建て替えは老朽化によるもので、同神社建設委員会を立ち上げ、3年ほど前から準備を進めてきた。拝殿は築80年、社務所は築60年を迎え、雨漏りなどが進み早期修復の必要性があった。
冬登山 基礎学び安全に 県山岳総合センターが講座
 大町市の県山岳総合センター(杉田浩康所長)は1、2の両日、安全登山講座「登山の基礎U(冬山)」をフレンド・プラザ大町で開いた。安全で有意義な冬山登山に向けて、基礎的な知識や技能を教えた。
同センターでは、夏山からステップアップしようと冬山を目指す登山者に向け、装備や雪崩への対応、気象など、積雪がある11〜5月の冬山ならではの基礎知識を教えようと講座を実施。
 近年は登山希望者のすそ野の広がりに合わせ年々受講者も増え、同センターの規模を上回る状況。今回大町市の協力で、会場をフレンド・プラザに移して実施した。
モンキードッグ≠oR 先進地大町で合同訓練
 大町市は2日、サルなどの有害鳥獣を追い払う犬「モンキードッグ」の合同訓練を市内で実施した。人と野生鳥獣のすみ分けのために犬による追い払いの先進地とされる大町市で、訓練レベルの維持とPRをねらい訓練が行われた。
市内でモンキードッグの訓練を受けた育成サポートクラブの犬と飼い主が参加。安曇野ドッグスクールのインストラクターを講師に、基礎となる服従訓練やデモンストレーションを市役所前や大町駅前公園で実施。「犬猿の仲」のサルを追う実地訓練も行った。
 モンキードッグは5か月の訓練を経て、人や他の動物に危害を加えないことや追い払いの技術を身に付け、放し飼いを許可される。訓練の質を維持するために定期的な再教育が必要とされる。
宇宙の不思議体感 小谷青少年育成会 星を見る会
 小谷村青少年育成会はこのほど、「星を見る会」を開いた。同村在住の天文に詳しい清貞夫さんを講師に、清さん宅に併設された天文台で天体観測を実施。村内の小中学生やその保護者らが、宇宙の不思議を体感した。
 ことしは快晴に恵まれ、4年ぶりに本物の星空を観測することができた。清さん自作の星座の早見表を使って日付と時刻を合わせ、自分の見ている場所から見ることのできる数々の星を探した。早見表と一致する星を見つけるたびに、歓声が飛びかっていた。

2012年12月4日(火)付