豪雪地帯の生活文化体験 小谷村観光連盟がツアー発売

 小谷村観光連盟はこのほど、日本有数の豪雪地帯ならではの生活文化を体験できる「スローライフツアー」「スノーアクティブツアー」の発売を始めた。4か月以上雪に閉ざされる過酷な自然環境の同村で先人が培ってきた生活の知恵や工夫、農の営みなどが都会の人々にとっては新鮮で、観光振興の新たな武器になりうると発案・企画した。
乳幼児の救命法学ぶ 小谷村 おひさま教室

 小谷村公民館と村住民福祉課はこのほど、同村役場で6か月から3歳までの未就園児を対象とした「おひさま教室」を開いた。乳幼児のための救命講習会を実施し、小さな子どもを持つ保護者らが多数参加した。北アルプス広域北部消防署の救急救命士から、日常生活における事故防止の知識と、いざというときのための応急処置などについて詳しく学んだ。
ネイチャーカンジキ製作 大町市 森づくり人づくり22
 里山再生などに取り組む大町市民有志らでつくる「森づくり人づくり22」は1日、昔ながらのかんじきを手直しした「ネイチャーカンジキ」作り講習会を、市総合福祉センターで開いた。毎年恒例のかんじきツアー参加者に、手作りのかんじきを使ってもらおうと、企画した。
家族連れなど約30人が、NPO法人・よませ自然学校(下高井郡山ノ内町)の畔上正雄校長を講師に、半円に曲げたトウのつるを針金とくぎでつなげて、楕円(だえん)形の枠を作り麻縄をまき付ける、複雑な作業に苦戦しながらも完成させ、早速履き心地を確かめていた。
競技の魅力楽しさ実感 白馬村社協、教委 アーチェリー体験会

 白馬村社会福祉協議会と村教育委員会は今月から、2012障害者国体で銅メダルを獲得した同村在住の宮嶋香多さんを講師に、同村スポーツアリーナを会場に「アーチェリー体験会」を開いている。同スポーツの普及と健康増進が目的。村内外から多数が参加して、仲間づくりの輪を広げている。
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12月の一覧
手作りそば収穫祝う 池田の「秋葉会」と「ふれあいサロン」
合同で試食・忘年会

 池田町滝沢集落センターで4日、老人クラブの「秋葉会」と「ふれあいサロン」合同の試食会・忘年会が行われた。秋葉会の特産部で作ったそば粉で会員らがそばを打ち、参加した約40人がそばを囲んで親睦を深めた。
参加者は同地区の「手打そばかたせ」の指導で、二八そばを打った。手作り感満載のこしの強いそばと、お手製のオードブルに舌鼓を打ちながら、年の瀬を前に和やかなひとときを過ごした。
年越しそばを手打ちで 松川村団塊倶楽部 旬のうまいものお料理講座
 松川村団塊倶楽部主催の「旬のうまいものお料理講座新そば打ち体験」が4日、村すずの音ホールで行われた。シンデレラそば生産組合の渡辺良枝さん(55)と、団塊倶楽部の会員でもある宮本勝子さん(67)を講師に、香り豊かな新そばを打った。
参加者は講師の手ほどきをうけながら、粉にお湯を足しながら丁寧に手でほぐしていき、まとめてこねる、延ばしてたたんで切る一連の作業を集中して行った。温度や湿度によって水加減が変わるので、加減しながら水を加えていくなどのポイントを教わっていた。
10年以上そばを打ち続けてきた渡辺さんは「自分の打ったそばでおもてなしができたら喜ばれる。しっかりと覚えたら年越しそばには間に合う」と参加者の手元を見つめた。

2012年12月6日(木)付