小谷の芋焼酎 新特産に 原料「黄金千貫」初出荷
 小谷村の北小谷耕作組合が新たな特産品開発をめざし、同村来馬の共同畑で今年初めて栽培を手がけた、芋焼酎の原料となるサツマイモ全量が、醸造を手がける酒造に出荷された。来春からの販売をめざしている。
 地域農業の活性化や後継者育成を目的に、道の駅おたりが新たな特産品開発を模索。サツマイモを使った芋焼酎の製造に取り組んだ。原料となるサツマイモはコガネセンガン(黄金千貫)と呼ばれる品種で、紅色の皮を持つ食用サツマイモと違い、皮が白い。寒冷な気候の小谷で栽培されるのは初めてだったが、順調に生育し12d余の収量があった。
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12月の一覧
町の福祉に役立てて 池田マレット協が社協に寄付

 池田町マレットゴルフ協会(中島睦会長)は7日、町社会福祉協議会に現金9万2000円を寄付した。中島会長は「身体が自由に動かせずマレットすらできない人たちもいる。そんな人たちのために役立ててもらいたい」と願いを込めた。
 各種大会ホールインワン達成者から500円を回収するユニークな取り組みに集まった金額を寄付金に充てた。
モミの木にイルミネーション 大町総合病院 守る会が点灯式
 住民の立場から地域医療を支えようと大北地域の有志でつくる「市立大町総合病院を守る会(北村喜男会長)」は10日、同病院駐車場のイルミネーションの点灯式を開いた。駐車場にそびえる高さ約20bのモミの木に1200個のLEDが輝いた。
式では会員や病院関係者が集い、スイッチを点灯。コカリナの演奏で祝った。おりしも当日は雪が降ったばかりで、夕刻には天気も落ち着き、雪をかぶったモミの木は見事な「ホワイトクリスマス」の姿を現した。2月中旬まで、午後5時から9時まで点灯する。
積雪・凍結 事故に注意 年末の交通安全運動スタート
「年末の交通安全運動」が11日から31日まで、全県で行われている。関係機関が高齢者の事故防止や飲酒運転の根絶などの重点項目に加え、冬場の事故防止に向けて、積雪・凍結した路上での安全運転を呼び掛けている。
 初日は交通安全協会平支部が大町北小学校で、同校交通少年団や大町署などとともに啓発活動を展開。団員たちが登校するクラスメートにチラシを配布し、交通安全を訴えた。
ノロウイルス対策学ぶ 白馬村の太田薬局で講座
 白馬村の太田薬局で8日、「風邪予防・ノロウイルス対策講座」が開かれた。冬の観光シーズン本番に、正しい知識でノロウイルスをはじめとする、ウイルス・病気などから身を守ってもらおうと企画した。
 同薬局の薬剤師・太田美千代さんが講師となり、ノロウイルスの基礎知識と万が一感染してしまった場合の対処法、ウイルスに負けない体づくりの方法について講義を行った。

2012年12月12日(水)付


宮城の子どもにリンゴを 被災地支援池田町民ネットが収穫

 池田町の住民有志でつくる被災地支援池田町民ネットワーク(矢口稔代表)は7日、東日本大震災で被災した宮城県女川町の子どもたちに届けるリンゴの収穫作業を同町半在家の今溝農園で行った。町民約40人が参加、「被災地の子どもたちに早くおいしいリンゴを食べさせたい」と収穫作業に汗を流した。