「大切な1票」投票参加を 白馬村 衆院選で街頭啓発
  衆議院議員選挙と最高裁判所裁判官国民審査の投票日(12月16日)を控え、大北管内で11日、投票への参加を呼び掛ける街頭啓発活動が行われた。
 白馬村では県や村、明るい選挙推進協議会などの関係者約20人がはっぴを身につけ、村内スーパー3店舗に分かれて、店頭に立った。来店者に啓発文が載ったポケットティッシュを配布し、「16日は投票日です。ぜひ参加を」と訴えた。
 投票率は前回3年前の総選挙で大北管内は76・24l、全県が75・67lとなった。年々減少傾向で推移するなか、わずかながら上向いたものの、20〜30代の若い世代で他の世代を大きく下回った。
 県選挙管理委員会は「課題が山積する国政のあり方を決める大切な1票。特に若い世代に投票に参加してほしい」としている。
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12月の一覧
宮沢賢治の世界表現 池田町浄念寺 楽しむ会が朗読会
 宮沢賢治の童話に表現を通じ親しむ「賢治の童話を楽しむ会」(渡辺純子代表)は9日、賢治童話朗読会を池田町浄念寺で開いた。朗読や身体表現を通じ、奥深く遊び心のある賢治の作品の世界を表現した。
 会のメンバーが、宮沢賢治の作品を朗読。他の動物を食べなければ生きられない自然の摂理を物語に込めた「洞熊学校を卒業した三人」では、6人の会員が物語を語りつつ、登場人物であるタヌキやオオカミなどの姿や情景を声や体の動きで表現し、迫力ある舞台を演じた。
 同会は平成20年に再発足。大北・安曇野地域の約20人で、賢治の物語に親しむ会を重ねてきた。読書会から少しずつ形を変え、最近では、地域の子どもたちと、朗読劇などの表現を追求し、発表会などを開いてきた。
大町 市役所玄関に門松 老人クラブわら工芸部会寄贈

 大町市役所玄関に10日朝、一対の見事な門松がお目見えした。同市老人クラブわら工芸部会が毎年寄贈しているもので、7日から準備に入り、当日、南天や杉の葉、梅の飾りなどを取り付けた。設置後は、市への贈呈式が行われ、牛越徹市長は「新しい年を迎えるのにふさわしいすがすがしい門松。毎年ありがとうございます」と礼を述べた。
タオル寄贈一区切り 池田町老連女性部 新たなボラ活動模索
 池田町老人クラブ連合会女性部(大澤綾子会長)が20年以上にわたり続けてきた町内各施設へのタオル寄贈の取り組みが、ことしを最後に一区切りを迎えた。会員の高齢化などからタオル収集作業が困難になるなど苦渋の選択となったが、限られた会員数でも可能な新たな取り組みへの第一歩とした。
 タオルの寄贈は、女性部を代表する恒例のボランティア活動。女性会員の呼びかけで集まったタオルを、町内の小中学校や福祉施設などへ贈ってきたが、高齢化に伴い活動できる会員も限られることに加え、タオルも思うように集まらなくなってきたことから継続を断念した。
 最後を迎えたことしも町内各所から900枚を超える新品のタオルが集まった。例年通り、使用後のタオルは雑巾に仕立てるなど一工夫入れた。このほど、町内の各施設へ届けた。
村上さん、滝田さん金賞 大町署と大北防犯協会連合会
県防犯ポスター表彰式

  大町署と大北防犯協会連合会は13日、県内小中学生による防犯ポスターコンクールの管内受賞者に対する表彰式を同署で開いた。小学校252校、中学校81校から、犯罪の防止を呼び掛ける9168作品の応募があり、管内では金賞2人を含む7人が入賞した。
 入賞者は最高賞・特賞に次ぐ金賞に、八坂中学校3年・村上弥光(みみ)さん(14)と大町西小学校5年・滝田ひかりさん。ほかにも銀賞に2人、佳作に3人が入賞し、山ア喜夫署長から表彰状を受け取った。
手作り菓子でXマス気分 小谷村 公民館巡回し介護予防
 小谷村地域包括支援センターと、同村のNPO法人・安心生活支援「こごみ」が、村内の公民館を巡回する介護予防事業「わさびの会」で、今月の活動として手作り菓子作りを実施している。毎回多数の高齢者が参加して、クリスマス気分を楽しんでいる。
 手作り菓子はケーキのタネをホットプレートで焼き、フルーツ缶詰を乗せたもの。一人一人がボウルのタネをこね、自分の分を作った。タネをこねるのには手先を動かし、トッピングは分量やバランスを考えるなど、体と頭の運動になっている。オリジナルケーキの出来栄えに参加者は大満足。「自分で作るお菓子は気分がわくわくする。ひと足早いクリスマスだね」と笑顔を見せていた。

2012年12月14日(金)付