大町LC れんげ荘でもちつき奉仕 大町市の大町ライオンズクラブ(宮永知春会長)は16日、恒例の「もちつき奉仕」を同市平の救護施設・れんげ荘(坂田和美所長)で行った。施設利用者に年末の伝統行事を味わってもらおうと、会員たちが昔ながらの臼ときねを使って、つきたてを振る舞った=写真。 施設の屋外では、利用者や職員が見守るなか、クラブの役員が収穫したもち米20`を使ってもちつきが行われた。湯気をあげるもち米に、会員がきねを振り下ろすたび、周囲から「よいしょ」の掛け声があがった。 もちはあんこやきな粉をまぶし、利用者に昼食で提供した。利用者は「大好きなおもち。毎年楽しみしている」と話し、舌鼓を打っていた。 |
入選302点一堂に 池田町北ア展望美術館 「写真の日」記念展 「写真の日」記念写真展2012が、池田町北アルプス展望美術館(新美康明館長)で24日まで開かれている。「写真の日」の6月1日に合わせて全国から応募のあった写真2337点のうち、入選作302点を展示。 会場には自由作品の部、ネイチャーフォトの部それぞれの入選作品のほか、県在住者入選作品コーナーなどが設けられている。神秘的な自然風景や日常風景を写した個性的な作品が多く展示され、フィルムを通したさまざまな世界を堪能することができる。 同写真展は、東京をはじめ全国数か所を巡回。同美術館は主催者の日本写真協会との縁があり、展示が行われている。同館職員は「これほどたくさんの写真を一堂に見られるのはここだけ」と来館を呼びかけている。 |
ハーモニー 1年の成果披露 大町 少年少女合唱団が演奏会 大町市少年少女合唱団は16日、第22回定期演奏会を市文化会館で開いた。完成したばかりの真新しい制服に身を包んだ団員たちが、息のあったハーモニーで1年間の練習の成果を披露した。 団員たちはテーマごとに分かれた3ステージに出演し、童謡からポップスまで多彩な楽曲を歌いあげた。第3ステージでは男子が白のスーツ、女子が緑と白のセーラー服姿をお披露目、卒団を迎える高校生によるソロなどで、来場者から大きな拍手を受けていた。 合唱団は市内を中心に小学生から高校生までの団員25人が所属。ことしは新たな指導者を迎えて、演奏会に臨んだ。 |
収穫米 国際支援に 松川小3年生が発送作業 松川小学校(大久保俊介校長)はこのほど、安曇野まつかわ農業小学校で米づくりを体験した、3年生103人が収穫したコシヒカリ180`を国際支援米としてアフリカのマリ共和国に発送する作業を行った。 児童たちは、「このお米がやく立ちますように」というメッセージと現地語で書いた自分の名前を、米袋に貼っていった。 取り組みはことしで8年目。県の国際協力事業の一環として、毎年農協を通して各市町村から集められた米を現地へ送っている。 農業小学校長、村農業委員会長の高田武さんは「米がとれなくて困っている子どもたちに届けて喜んでもらえる。相手を思いやる気持ちを育む機会になる」と話した。 |
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正月飾りのわら細工 大町 くるみ保で3世代交流 大町市の大町地区社会福祉協議会は13日、くるみ保育園で、3世代交流会を開いた。同市老人クラブわら工芸部会を講師に招き、地区の栄町小地域ネットワーク・笑(え)むの会のお年寄りと、同保育園の年長児と母親らが、交流しながらわら細工で正月飾りのオヤスとシャモジを作った。 核家族が進む近年、小さな子どもに、おじいちゃん、おばあちゃん世代ともっとつながりをもってほしいとの思いで、3世代交流事業の一環として行っている。毎年市内の保育園のうち1園で開催。今年はくるみ保育園のでの実施となった。園児らは「難しい」といいながらも、わら工芸部員の示すお手本を見ながら小さな手でわらをつかみ、編み進んだ。 |
2012年12月18日(火)付
振り込め詐欺注意して 大町市 社防犯協女性部が啓発 年末特別警戒に合わせ、大町市社地区防犯協会の女性部はこのほど、地区から近い旭町のザ・ビッグ信濃大町店で、振り込め詐欺などの防犯啓発活動を行った。 女性防犯指導員、社駐在所の警察官、事務局員ら10人が参加。来店者にチラシを手渡し、年末に向けて心配される凶悪犯罪に巻き込まれないように、買い物客に注意を呼びかけた。 年末に向けて、全国的に後を絶たない振り込め詐欺や、ひったくり、車上狙い、空き巣や強盗などの凶悪犯罪の発生も心配される。多くの買い物客が訪れる大型店で、立場の近い女性部員が声をかけて啓発した。 |