大町市科学振興賞 小中学生22人 優れた研究作品表彰 県科学振興会大町支部(支部長=牛越徹大町市長)は17日、市科学振興賞表彰式を市役所で開いた。将来の科学発展を願い、優れた研究作品を制作した、市内の小中学生22人を表彰した。 ことしは市内の10校・1団体から23作品の推薦があり、「科学研究・調査の部」と「科学工作・発明作品の部」で審査が行われた。各部門で金、銀、銅賞が決まり、式典で牛越市長が受賞者に盾と賞状を贈った。 |
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社会福祉に役立てて 山の音楽家 白馬、小谷に寄付 白馬村、小谷村、大町市の愛好者でつくる吹奏楽団「山の音楽家」はこのほど、白馬と小谷両村の役場を訪れ、同団のチャリティーコンサートの収益金を両村の社会福祉に役立てて、と寄付した。 同団は設立より20年を超える歴史を持ち、両村の文化祭や福祉施設の慰問などの活動を続けている。結成2年目からは地域の人に身近な場所で音楽を聞ける場を提供しようと、1年の集大成として定期演奏会を実施。収益は地元の社会福祉に全額寄付している。 |
「スギ玉」新酒の知らせ 大町 薄井商店にお目見え 大町市の白馬錦醸造元・薄井商店(薄井朋介社長)は14日、スギの葉を丸く束ねた「酒林」(さかばやし)をつるす飾り付けを行った。深い緑の真新しい酒林が飾られると、新酒ができた合図となる酒蔵の伝統的な看板。「スギ玉」とも呼ばれている。 同社の酒林は先代の副杜氏・吉田弘巳さん(76)が、現役の蔵人たちに技術を伝えながら手作りしている。スギの葉も吉田さんが小谷から持ち込み、2日間かけて直径約90aの正門用と、ひと回り小さな酒蔵用の2個を製作。正面に張られるしめ縄は、新米の稲わらで作られている。 |
正月用しめ縄づくりボラ 大町 シニア大賛助会 カトレヤで 県の大北シニア大学の卒業者有志でつくる県長寿社会開発センター大北地区賛助会の大町グループ(沼田修二グループ長)は14日、大町市内の特別養護老人ホームカトレヤで正月用のしめ縄づくりのボランティアを実施した。 同グループのボランティア約10人が、同施設で利用されるしめ飾りを約100個、和気あいあいと作り上げた。ことしは伝染病防止のために実現しなかったが、例年は利用者と交流しながらしめ縄を作っている。 |
子どもプラン活動発表 松川 すずの音ホールで 第3回子どもプラン発表会がこのほど、松川村すずの音ホールで行われた。子どもプラン事業として、小学生が放課後に利用している児童クラブと子ども教室で日頃子どもたちが取り組んでいる活動の成果を発表した。 バンドや箏の演奏、ダンス、劇、抹茶(お盆仕立てのお点前)など10組のグループ、約100人の児童がそれぞれの持ち味や特技を生かして発表した。音楽が始まると会場の児童らも手拍子などで盛り上げた。子どもプラン用にアレンジした「明日があるさ」を全員で合唱して締めくくった。 |
台湾ルーカンと友好提携へ ファン町長ら松川村訪れる 台湾鹿港(ルーカン)町の黄振彦(ファン・チェン・エン)町長をはじめとした行政関係者ら訪問団一行が18日、松川村を訪れた。国境越えた友好提携を目的とした来村。互いに友好提携の意志を固めており、松川とルーカンとの国際交流事業の実現に向けた一歩が踏み出された。近く提携を結ぶ見通しだ。村にとっては国内含め初の友好提携となる。 同村では、村内の子どもたちを中心に海外派遣を通じた国際交流事業を10年ほど前から進めるなか、海外との友好提携先を模索していた。松本市内のロータリークラブの協力もありルーカンとの友好提携に乗り出した。ことし10月、梨子田公雄・副村長と西澤勇・教育長がルーカンを訪れ、友好提携に向けた動きが大きく前進。今回の来村へとつながった。 |
2012年12月19日(水)付