ふるさとCM優秀賞 白馬南小 裏山スキー題材
 白馬村の白馬南小学校はこのほど、長野朝日放送が主催する「ふるさとCM大賞NAGANO」で、優秀賞の長野県教育委員会賞を受賞した。
 同賞は県内市町村の特徴を表現した30秒間のCM作品を制作し、ふるさと自慢をアピールするもの。ことしは91作品のノミネートがあった。白馬南小は村にスキーが伝来しスキー発祥100年を迎えることにちなみ「裏山発白馬スキー100年」を制作した。
がんばれ北高女子サッカー 地域の有志 支援の輪広がる
 静岡県磐田市で1月に開かれるサッカー全国高校女子選手権大会に出場を決めた大町市の大町北高女子サッカー部の保護者会(長澤謙児会長)や同校同窓会らは17日、寒い中で練習を重ねる選手たちを激励しようと、豚汁やおにぎりを振る舞った。県内から初の全国切符の快挙に、市民を挙げてチームを応援しようと呼びかける活動も広がる。
選手たちは応援Tシャツを着た保護者らから温かい気持ちのこもった豚汁を受け取り、「いただきます」と笑顔で味わい、大舞台での健闘を誓っていた。
国際交流 文化に理解 松川村社協 小中生と留学生
松川村社会福祉協議会はこのほど、小中学生ボランティア教室の児童と、外国人留学生との国際交流を村福祉プラザ・ゆうあい館で開いた。参加者約20人がクリスマスを彩るアレンジフラワー作りなどを通じて交流し、互いの国の文化に理解を深めた。
児童たちは信州大学に留学している若者たちと肩を並べ、自国の特産品などを紹介しあいながら、スポンジにカーネーションやカスミソウなどを挿して、自分だけの作品を制作した。
事業は地域の子どもに国際的な視野を養ってもらおうという恒例行事。ことしはクリスマスに合わせた冬の開催で食事会やプレゼント交換なども行われた。
手作りしめ飾り寄贈 伊折地区が小谷保に
 小谷村伊折地区の住民はこのほど、小谷保育園に手作りの正月飾りを寄贈した。園児がひと足早い正月気分を楽しんでいる。
 住民は昔ながらの伝承の技を生かそうと、稲わらやマコモダケを使ってしめ飾りを作り、販売している。製作した作品の一部は、地域に恩返しをしようと毎年、村内の公共施設などに寄贈している。
 小谷保育園とは、園児と一緒に畑を作り、次世代の食育の支援を行うなど日ごろから交流が深い。坂井昭十さんが同園を訪れ、玄関先に飾るのれん締めのしめ縄と、古くから伝わるわら細工の「やすの御器」一対を寄贈し、園児と飾り付けた。坂井さんは「来年もいい年で子どもたちが健やかに育つことを願っています」と話していた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

12月の一覧
安心安全の提供さらに 松川村 すずむし荘営業再開
 レストラン棟の火災で営業を休止していた松川村の温泉宿泊施設「すずむし荘」(指定管理者=ファンスペース)は18日から、宿泊棟と温泉棟での営業を再開した。温泉棟には営業開始の午前10時とともに常連客らが詰め掛けた。
  すずむし荘は、15日午後6時ころ発生した電気配線が原因と見られるレストラン棟火災で、同日夜から全施設での営業を休止していた。施設内の電気配線の安全確認作業も済み、宿泊棟と温泉棟での営業が再開となった。
 温泉棟の入り口では利用者にとん汁を振る舞うサービスも行われた。正午までに50人ほどの利用者が足を運び通い慣れた湯を楽しんでいた。
手作り正月飾りで交流 大町市の桜田町公民館
 大町市の桜田町公民館は16日、地区住民を対象に正月飾り作りを通じた3世代交流を行った。お年寄りたちが子どもと肩を並べながらわら工芸を教え、農村ならではの伝統文化を次世代に伝えた。
小学生から高齢者まで地区住民約40人が参加し、老人クラブ・桜寿会の会員を講師に、「おやす」や「ごぼう締め」などの作り方を学んだ。お年寄りたちが足の指でわらを挟んでなわをなう、昔ながらの技に子どもたちが見入っていた。
交流会は10年以上続く恒例行事。地区の無病息災や五穀豊穣を願う、手作りの神事も行われた。

2012年12月20日(木)付