2012年12月21日付

サンタからプレゼント　小谷公民館おひさま教室
　小谷村公民館と役場住民福祉課はこのほど、保健センターで10か月から３歳までの未就園児を対象とした「おひさま教室」を開いた。多数の親子や保護者が参加して、間近に迫ったクリスマスにちなんだ遊びなどで楽しいひとときを過ごした。
　歌や遊びで雰囲気が盛り上がるなか、サンタに扮（ふん）した村職員が「メリークリスマス」と言いながら登場し、子どもたちを喜ばせた。全員にプレゼントが渡され、子どもたちは満面の笑みで受け取っていた。

ふるさとの歴史知る　白馬北小３年生が社会見学

　白馬村の白馬北小学校の３年生61人はこのほど、八方の山とスキーの総合資料館を訪れ、社会見学を行った。先人の働き、昔の道具について学ぶ社会科の単元の学習で、ふるさとの歴史について学びを深めた。昔の生活に詳しい文化財保護委員の丸山澄雄さんや同館スタッフによる講義、昔の貴重な農具が展示されている資料館の施設見学を行った。

卓球　鍛えた腕競う　池田で大北小中生大会
　大北卓球連盟（百瀬清会長）主催の第17回大北地区小中学生卓球大会がこのほど、池田町総合体育館で開かれた。大北地区の小中学生を中心に約80人が参加し、日頃鍛えた腕を競い合った。
　選手たちは練習を重ねてきたサーブを試みるなど腕試し。力強いスマッシュに「よし」などと大きな声をあげガッツポーズを見せた。仲間や保護者らの声援を受けながら激しいラリーを繰り広げていた。
　同大会への出場者数は年々減少傾向にあり、他のスポーツに押され競技離れが進むものの、県や全国に出場する選手が出るなど大北地区のレベルは着実にあがっている。
　百瀬会長は「大会だけでなく、若い芽を育てる取り組みを展開していきたい」と話している。

接客に役立つ英会話学ぶ　白馬八方観光協　関係者向け教室

　白馬村の八方尾根観光協会はこのほど、スキーシーズンに白馬を訪れる外国人観光客への接遇の向上を目的に、地元の宿泊・観光関係者を対象に「接客用英会話初級レッスン会」を開いた。八方尾根開発の企画営業課・インバウンド担当のナリニ・ファッタレさんらを講師に、外国人のニーズにこたえた実用的な英会話を学んだ。

取り組みを記録DVDに　白馬・山とスキーの総合資料館
　白馬村の白馬・山とスキーの総合資料館は、県の地域発元気づくり支援金の助成を受け、このほど山岳スポーツの歴史と文化を地域の観光振興に生かすため、同館の取り組みを映像記録として後世に残す事業を展開。このほどＤＶＤが完成し、地元住民を招き上映会が行われた。
　同館は同村のスキー振興に多大な貢献をした福岡孝行氏にまつわる資料、山岳に関する昭和から平成までの貴重な書籍を収蔵した図書室、白馬の農村文化を再現した民俗コーナー、企画展示コーナーといった膨大な山岳資料を展示。
　ＤＶＤでは資料館を発信源に、白馬八方の１年を通じた山とスキーに関わる行事、イベント、祭り、区民の活動などを追い、山とスキーによって育まれ歩んできた同地区が、21世紀の山岳リゾート地に向けた、未来への一歩を踏み出そうとしている姿を紹介している。
　ＤＶＤは今後、５００枚を製作し、地元宿泊施設や観光関係者に配布。観光ＰＲ商材、学習用教材として広く活用したいとしている。