「おもてなし」思い出に 信濃大町駅でXマスコンサート
 クリスマスイブの24日、大町市のJR信濃大町駅(赤羽裕文駅長)はクリスマスミニコンサートを同駅コンコースで開いた。連休を利用して大北を訪れた観光客を、季節の催しでおもてなしし、楽しい思い出をつくってもらい、再来訪を願った。
東京音楽大学で金管楽器を演奏する学生6人のグループ「Owl Winds(アウル・ウインズ)〜でこぼこぶらす〜」が、大町幼稚園児が飾ったツリーの前で、クリスマスソングやオリジナル曲、県歌「信濃の国」などを演奏した。
各地でXマスイベント すずの音ホール ディナーコンサート 松川
 松川村のすずの音ホールでは22日、クリスマスディナーコンサート(すずの音応援団ホールクラブ、村公民館主催)が開かれた。100人余が生演奏を聴きながらワインと食事で楽しいひとときを過ごした。
作曲家としても活躍中のピアニスト関謙一さんと、母と娘のユニット「ましゅまろまま」が共演。心に響く歌声と優しいアルパとピアノの音色でクリスマスメドレーやオリジナル曲を披露し、観客を魅了した。楽器とコーラスでハーモニーを生み出すバンド、B-CLICKは、懐かしのJ-POPやビートルズナンバーなどを演奏。松川村での思い出話などを織り交ぜながら、心温まるステージを繰り広げた。
しめ縄づくりで地域交流 池田 安曇養護学校と老人クラブ
 池田町の安曇養護学校(布山清保校長)の寄宿舎で19日、しめ縄づくりが行われた。内鎌地区の老人クラブ「延命会」(田中一夫会長)のメンバー6人と寄宿舎の児童生徒20人がしめ縄づくりを通して交流を深めた。
会のメンバーがしめ縄の由来について、家を守ってくれる神様を新年に迎えるために玄関に目印として飾るものだと説明し、心を込めてつくりましょうと話した。
生徒らはグループに分かれて、手ほどきを受けながらわらをない、さがりやしで、おわん、しゃもじなどをそれぞれつくった。教員らも一緒につくり方を教わりながら、全員で集中して作業に取り組んだ。
みこの心構え学ぶ 穂高神社 アルバイト研修
 安曇野市の穂高神社で23日、年末年始みこアルバイト高校生の研修会が開かれた。採用となった市内を中心とした女子生徒は、初めて着る赤はかまなどみこ装束に緊張した面持ちのなか、みことしての心構えなど学び、参拝者を迎える準備に取りかかった。
研修会にはみこアルバイト27人のうち21人の高校生が参加した。神職が同神社の歴史や、お札、お守りなど神譜の授与方法について説明。「みこ」たちは真剣な表情で耳を傾けていた。
 同神社には年末年始、9万人が参拝に訪れる見込み。1月1日から8日まで新春祈願大祭、12日から15日は厄除け・八方除け特別祈願大祭が行われる。女子高生たちは31日から1月中旬まで「みこ」を務める。
感謝込め1年の集大成 源流美麻太鼓ばち納め演奏会
 大町市美麻の太鼓チーム・源流美麻太鼓(合津富吉会長)のばち納め演奏会「源流からの鼓動」が23日、大町市のサンアルプス大町で開かれた。小学生から大人まで29人のメンバーは、応援してくれる地域住民に対する感謝の気持ちを演奏に込めながら、1年の集大成となるステージで躍動した。
メンバーは、練習を積み重ねてきた「源流あばれ打ち」や「勇み駒」「飛竜三段返し」など演奏した。息の合った力強い演奏に満席となった会場から大きな拍手があがっていた。美麻産おやきを景品とした抽選会も用意するなど盛り上がった。
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12月の一覧
大しめ縄3年ぶり新調 小谷村中谷 大宮諏訪神社氏子総代会が奉納
 小谷村の中谷大宮諏訪神社の氏子総代会は22日、社殿の大しめ縄を3年ぶりに新調し奉納した。真新しい立派なしめ縄で正月を迎える準備を整えた。
 社殿のしめ縄は数人がかりの手間のかかる作業。氏子総代長の相澤誠男さん、副総代の山田和男さん、細田馨さん、松澤忠夫さんとともに、今回初めて中谷地域づくり応援隊メンバーの女性2人が協力し、半日がかりでしめ縄をなった。
 出来上がったしめ縄は直径15a、長さ4・2b。雪の降り積もった神社の社殿にはしごをかけ、拝殿正面に慎重に飾り付けた。新しいしめ縄は、境内をひと足早く新春ムードに包んだ。

2012年12月25日(火)付