「雪中甘藍」青々と 小谷村 3組合で出荷始まる
 小谷村の冬の特産品の越冬キャベツ「雪中甘藍(かんらん)」の収穫・出荷が始まった。収穫期を真冬にあわせて雪の下で育て、雪から掘り出して収穫する。北小谷の「北小谷耕作組合」、「李平耕作組合」、伊折地区の「伊折生産組合」の3か所で生産されている。ことしは11月からの降雪で、いずれの地区もすでに1bほどの雪が畑に降り積もっている。会員がスコップで慎重に掘り分けていくと、雪の中から青々としたキャベツが次々と姿をあらわした。
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12月の一覧
八坂山留生 音楽の贈り物 デイみさかでクリスマス会
 大町市八坂のデイサービスセンターみさかで24日、クリスマス会が開かれた。八坂の小中学校に通う山村留学生20人が日ごろ取り組んでいる太鼓や舞踊を披露、利用者に音楽の贈り物を届けた。
 子どもたちは、掛け声を出しながら見事なばちさばきで力強い太鼓の音色を会場に響かせた。利用者からは手拍子があがり、クリスマス会は盛り上がった。
 八坂山村留学生が同施設クリスマス会に出演するのは3年目。
Xマス コンサートやゲーム 大町図書館でお楽しみ会

 市立大町図書館は23日、2階視聴覚室で、地元の演奏家らによるコンサートと、抽選会、ゲームなどで楽しむ、クリスマスお楽しみ会を開いた。約90人の地域の人や親子連れでにぎわい、なごやかなひとときを過ごした。
おおまぴょん 切手に 市をPR「世界に届いて」
 大町市のキャラクター「おおまぴょん」をデザインした切手が25日、発売された。市役所や市内郵便局で購入でき、大町市をPRする情報発信ツールとして期待される。かわいらしいデザインは人気を集めそうだ。
1シート1200円。おおまぴょんのイラストやプロフィール、市内名所の写真をあしらった80円切手10枚。「水の生まれるまち・おおまち」をタイトルに、図柄は小熊山から見た木崎湖の風景、黒部ダムなどの写真と、温泉につかったりおやきをほおばるおおまぴょんが収まっている。市が郵便局に発行を依頼し実現した。
発行枚数は1200シートで、市役所で1000シート、市内6郵便局(大町・一本木・大町北・平・美麻・八坂)で計200シートを扱う。
命名「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男・V世」
白馬村ゆるキャラ名前発表

 白馬村ゆるキャラ策定委員会は25日、村の新たなイメージキャラクターの名前を発表した。全国845点の応募作品の中から、「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男・V世」に決まった。
委員会によると、名前は県内の50代女性が応募し、フランス語で「勝利の白馬」を意味するという。長くて複雑な名前が与えるインパクトと、「略しがい」がある面白みが評価され、委員会で選ばれた。
太田紘煕村長は「個性的な名前で関心を引くのでは。観光プロモーションなど白馬のPRに活躍してほしい」と話した。
感謝込め育てた米で餅つき まつかわ農業小3年生が収穫祭
 松川村の安曇野まつかわ農業小学校(高田武校長)の収穫祭がこのほど、松川小学校で行われた。3年生103人が、自分たちが手をかけて育てた米で餅つきをした。農業委員や生活改善グループ、農協女性部などから大勢の協力者が駆けつけ、12升の白毛餅をついた。
児童らは「よいしょ」と威勢のいい掛け声をかけながら順番にきねを振るった。飛び跳ねて調子をとる児童もあり、寒さを吹き飛ばす活気で盛り上がった。口々に「楽しかった」「重かった」と顔を紅潮させていた。

2012年12月26日(水)付