スキー文化 先人の偉業知る 白馬北小4年 総合資料館で校外授業
 白馬村の白馬北小学校4年生はこのほど、八方の山とスキーの総合資料館を訪れ、校外授業を行った。地域の歴史に触れながら、先人の苦労や業績について学ぶ社会科の授業の「郷土をひらく」の単元を深めるのが目的。
 スキー文化を切り開き、今日の白馬村が発展する原動力となった、歴史についてさまざまな角度から学んだ。同資料館の丸山庄司館長から講義を受け、館内施設を見学して同村のスキーの歴史や長野冬季五輪について学習した。
絆コンサート募金被災地へ 大町東小5、6年生が寄付
 大町市の大町東小学校5、6年生はこのほど、12月21日に行った絆コンサート〜私たちの元気を届けよう〜2で集めた募金6万2000円を、東日本大震災の被災地へ送り役立ててほしいと、同市社会福祉協議会の黒岩良介会長へ手渡した。
 「今日を生きている」の合唱で黒岩会長らを出迎え、実行委員長の西沢舞美さん(12)が「絆コンサートを聴きに来てくれた地域の方々の厚意です。茨城、宮城、福島、岩手、栄村へ送ってください」とあいさつ、手作りの箱に収め手渡した。
 黒岩会長は「ありがとうございます。皆さんも、それぞれの夢に向かって大いに学び、活躍してください」と感謝した。
インフルエンザ流行期 大町保健福祉事務所 小まめな手洗いを
 大町保健福祉事務所は27日までに、大北地域がインフルエンザの流行期に入ったと発表した。ノロウイルスなど感染性胃腸炎の患者数も依然多く、併せて注意を喚起している。
ともに予防策として、徹底した小まめな手洗いなどを呼びかけている。
 同事務所は、管内一定点あたり医療機関で、1人以上の感染確認の報告を受け、インフルエンザ流行期を宣言した。さらに患者数が増加する可能性があり、学校などの年末年始休暇が明けた直後の集団発生を懸念している。
冬の装いで地域見守る 白馬村 福よせ地蔵
 白馬村三日市場の「福よせ地蔵」にこのほど、手作りの帽子やケープがつけられ、冬の装いに変わった。暖かそうないでたちで、地域を見守っている。
 地蔵は同地区で宿泊業を営む柏原孝至さんが、未曽有の震災で被害を受けた人々の悲しみや苦しみを癒やそうと、自宅近くのアジサイ園に今夏建立した。福幸(復興)へ願いを託し、東北に向けて安置され、地域の新たな信仰のよりどころとして訪れる人が絶えない。
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12月の一覧

2012年12月28日(金)付