伝統の獅子舞で新年祝う 八坂の野平神楽保存会
 大町市八坂地区の野平神楽保存会は1日、恒例の「元旦獅子舞」を市内の温泉宿泊施設4か所で行った。子どもから高齢者まで会員13人が施設をまわりながら、正月の縁起物として伝統文化を披露し、観光客らの無病息災を願った。
大町温泉郷のホテル山田屋では、家族連れなど宿泊客が、笛や太鼓のお囃子にのせて歯を打ちならす、獅子の舞を楽しんだ。獅子にかまれると1年間を元気に過ごせるという言い伝えになぞらえ、宿泊客の子どもたちが頭などを差し出していた。
2`コースで親睦 池田
池田町体育協会陸上クラブとIKEDAカモシカクラブは1日、恒例の第17回元旦マラソンを町内で開いた。町内外から参加した子どもからお年寄りまで、約60人が走り初めで汗を流しながら、1年のスタートを切った。
参加者は町福祉会館を発着点に、一丁目や花見地区などを経由して周回する、1周約2`のコースを駆け抜けた。仲間同士声を掛け合いながら、思いおもいの距離をマイペースで走り、自分の体力に挑戦していた。
勇壮に新春初打ち 松川響岳太鼓 大和田神社で
 松川村の「信濃国松川響岳太鼓」(茅野英太郎会長)は2日、新春恒例の初打ちを村内の大和田神社で行った。極寒の風が吹きすさぶなか、メンバーたちがことし一年の躍進を誓い、寒さに負けない大きな音色を響かせた。
初打ちには子ども会と全国大会を経験した子ども会OB、大人のメンバー総勢約40人が参加。神社に参拝した後、境内の舞台に上がり、代表曲の「化心」や「JAPAN(ジャパン)」など十数曲を披露、来場した住民らをわかせていた。
初日の出眺めながら松川
 松川村の陸上愛好家らでつくる村健走会(樋井治会長)は1日、伝統の第39回元旦マラソンを村内で開いた。子どもからお年寄りまで、村民を中心に100人以上が参加し、初日の出を眺めながら北アルプス山ろくを駆け抜けた。
ことしは、参加者が村すずの音ホールを出発し、有明山社までを往復する約4`のコースを疾走、折り返し地点の神社で参拝などを行い、1年の無病息災を願った。ゴールでは、同会の家族ら住民有志が手作りのお汁粉を参加者に振る舞い、疲れをねぎらった。
新年さわやか走り初め
3歳から76歳100人 社
 大町市社公民館は1日、恒例の元旦マラソンを社地区内で開いた。24回目の今年は最年少3歳から最年長76まで市内外の約100人が、北アルプスと市内を見渡すコースを駆け抜け、1年のスタートを祝った。
参加者は公民館を発着点に、曽根原地区までを往復する約3`のコースでマラソンに挑戦。「小学生以下」「一般」「壮年」の男女6部門でそれぞれ、順位を競った。
厳しい世相 無病息災願う 穂高神社
 安曇野市穂高の穂高神社には31日夜から1日にかけ二年詣りや初詣に訪れる多くの参拝客でにぎわい、行き交う人々が新年のあいさつを交わしていた。
境内は午前零時の時報と同時に歓声が上がり、さい銭が投げられた。列に並んだ来場者は2拝2拍手1拝の作法で新年の平穏を祈った。3が日で県内外から9万人が訪れるという。
同神社の新春祈願大祭は8日まで。厄除・八方除の特別祈祷祭は12日から15日に斎行される。
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2013年1月3日(木)付