万全の体制で救命を 白馬五竜 スキー場で講習会
 白馬村の白馬五竜とおみスキースクールは4日、同スキースクール事務所で救命講習会を開いた。スキー場で発生する人命にかかわる万が一の事態に備え、万全の体制で救命処置に臨んでもらうのを目的に実施。
約60人が参加して、北アルプス広域北部消防署の署員の指導で、人形を使った基本的な心肺蘇生処置と、AEDの音声案内に従って電気ショックを施す装置の扱い方を体験し、緊急時の救命について学んだ。
 同署員は、「スキー場は人目が多く、寒暖の差による体温低下も激しい」と話し、特殊な環境下で救命に一刻を争う状況に至った時の、雪のある場所での安全確保、緊急時の女性のプライバシーを守るためにどうすればよいか、といった具体例をあげて、より効果的な救命法を細かく指導した。
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1月の一覧
健康願い「七草」 大北小中校 給食にお目見え
 7日は、五節句のひとつ「七草の節句」(人日の節句)。始業式を迎えた大北地域の小中学校の給食には七草料理がのぼった。子どもたちは、七草料理を食べると病気にかからないとされる風習に親しみながら、1年の健康を願い、口いっぱいに七草を頬張った。
 池田町の会染小学校などの給食に並んだのは「春の七草汁」。子どもたちは、セリやナズナなど七草を言い当てながら伝統の味を楽しんでいた。
地域の発展と飛躍誓う 池田町で新春賀詞交歓会
 池田町商工会(矢崎昭和会長)主催の新春賀詞交歓会が5日、町商工会館で開かれた。行政や企業、事業所経営者ら関係者約100人が出席し、鏡割りで新春を祝い、飛躍の1年を誓った。
 出席者たちは乾杯の合図とともに杯を高らかに掲げた。新春の宴を楽しみながら、今後の展望やより良いまちづくりについて語り合った。
最新のポンプ車導入 大町市消防団に交付
 大町市消防団(吉竹行仁団長)に7日、最新装備の消防ポンプ車1台が市から交付された。常盤清水地区を担当する第3分団第3部に配備され、市民の安心安全を守る力となる。
消防ポンプ車は、平成7年に配備された従来車両が老朽化したことに伴い導入。5人乗り4輪駆動のオートマチック車限定免許でも扱える車両で、従来型より強化されたポンプはインジェクター方式で新入団員でも扱いやすく、操法大会にも使えるもの。フロント部のLED赤色灯やライト、啓発用の音声放送なども備えている。
同日納車された車両は、団員たちが見守る中で仕様などをチェック。交付式と安全祈願祭が行われ、牛越徹市長から吉竹団長へ交付書が手渡され、お神酒と塩で車両を清めた。
暖かい新施設で新年会 大町 鹿島荘おおまぴょんも登場

 大町市大新田町の北アルプス広域連合養護老人ホーム鹿島荘(大日方宗仁所長)は7日、お楽しみ会と新年会を開いた。改築されて間もない明るい食堂で、福引大会などで楽しんだ。
 会場には市のキャラクター「おおまぴょん」が登場。利用者たちは「かわいいね」「来てくれてありがとうね」と迎え、触れ合った。

2013年1月8日(火)付