気持ち新たに決意発表 大北の小中学校で始業式 大北管内の小中学校で8日、3学期の始業式が行われ、児童らは気持ちを新たに、学年の締めくくりとなる学期の授業をスタート。笑顔で登校し、楽しかった冬休みの思い出などを話した。 大町西小学校では、体育館に全校児童が集まり、6年生が、書き初めによる年初の決意発表をした。児童らは順番に名前を言い、初志貫徹、切磋琢磨(せっさたくま)、一期一会、整理整頓などの四字熟語を書いた書き初めを読み上げがら「一度決めたことは最後まで貫き通します」「友達と競い合い自分を磨いていきます」など、今学期の抱負を大きな声で発表した。 |
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300年の巻き俵張り替え 大町市 美麻の旧中村家縁起物飾る 大町市美麻の国指定重要文化財・旧中村家住宅で7日、正月恒例の「巻き俵(まきだわら)」の張り替え作業が行われた。300年の伝統をもつ縁起物を飾り、無病息災と地域の繁盛を祈った。 作業には市文化財センターや美麻公民館職員、一般参加者など15人ほどが参加し、直径約40a、高さ1b30aほどの俵の表面に、ひもとくさびで新たな稲わらを巻き足した。麻やそろばん、大福帳などの商人の道具や、マスの絵や干し柿などの縁起物などを備え付け、えびす大黒天が祭られた神棚に供えた。 1698年に建設された同住宅と同時期から続いている伝統の俵。中心部のわらは300年以上前から残る、学術的にも価値が高いとされる。 |
大町市三日町 燃え上がる炎に歓声 大町市の三日町自治会(窪田英雄自治会長)は5日、町内の田んぼで正月恒例の「おんべ焼き」を実施した。地域住民ら約50人が集まり、燃え上がる大きな炎に歓声をあげた。 おんべ焼きに使用するおんべ竿や竹、組み棒、アシ、わら、雑木などは前年度の自治会役員が事前に準備した。 当日は、小学生をはじめ、小学校PTAや自治会役員が協力し、各家庭から門松やしめ縄、古くなっただるまなど集め高さ約5bのおんべ飾りを組み上げた。 小学生全員で記念撮影したあと、消防団の協力を得て見守る中、午後2時半に小学生代表の曽根原良平君と森ひさと君が点火すると、青空高く赤々と炎が上がった。 住民らも一緒になって残り火でもちを焼いて食べ、1年間の無病息災を願った。 |
無病息災願いどんど焼き 大町市相生町 子どもたちを元気に 子どもたちの健やかな成長と安全・健康を願う大町市の相生町どんど焼き大会は6日、同町内の田んぼで幼児や小中学生、大人たち合わせて約60人が参加して行われた。 朝早く、子どもたちが町内各戸を回り、門松やしめ縄、だるまなどを集めてどんど焼きづくりをした。もちつき大会では元気の良い声ときねの音が寒風の中に心地よく響いた。牡丹(ぼたん)もち、おろしもちやトン汁、漬物、みかんなどを食べ、自治会役員の先導で神事を行い、記念撮影をしたあと子どもたちにより点火した。 火が燃え上がると参加者それぞれが新年の願いや希望、健康安全、学業成就などに祈りを込めて手を合わせた。火が収まるともちやサツマイモ、マシュマロを焼き、無病息災を願って口にしていた。 |
おおまぴょんがお出迎え 市役所ロビーにブース設置 大町市役所ロビーに、市のキャラクター「おおまぴょん」の展示ブースが設置され、訪れた市民を出迎えている。人気のキャラクターにいつでも会える場所として、来庁者に親しまれそうだ。 イベントに「出動」していない時も訪れた市民に親しんでもらいたいと、玄関口のロビーに着ぐるみを設置するガラス張りのブースを制作。市役所の耐震改修工事の仮設で用いられた部材を再利用し、1b65a四方の立派なブースが完成した。 おおまぴょんの人気ぶりは変わらず、年末年始はフル稼働。市には、おおまぴょん宛ての年賀状が3通も届いたという。 |
日ごろの利用に感謝 栂池スキー場 雪上もちつき大会 小谷村の栂池スキー場で6日、「鐘の鳴る丘雪上もちつき大会」が開かれた。日ごろの愛顧に感謝をこめて、スキー客とふれあいながら楽しい思い出をつくってもらおうと実施されている定期イベント。午前中2回、スタッフの指導で、昔ながらの臼ときねを使ったもちつきを楽しんだ。 雪上に臼を設置し、「よいしょ、よいしょ」の勇ましい掛け声をあげながら、大人も子どもも参加して威勢よくもちをついた。つきたてのもちはきな粉をまぶしてその場でふるまわれた。もちつき体験をした参加者は「すごくおいしい」と話しながら、笑顔でほおばっていた。 |
2013年1月9日(水)付