穴釣り解禁に期待 青木湖漁協 結氷21日再調査
 大町市平の中綱湖等を管理する、青木湖漁業協同組合(太谷正祥組合長)は14日、ワカサギの穴釣り解禁に向けた結氷調査を同湖上で実施した。現時点では十分な厚みはないが、しっかりとした氷が順調に張っているとし、21日に再度調査を行って再度判断する方針。穴釣り解禁となれば、平成18年以来の7シーズンぶりとなる。
漁協組合員6人らがドリルで湖面の氷に穴を開けて、メジャーで氷の厚さを調べた。ことしは早く厳しい冷え込みに期待し調査を前倒して実施。厚さは8a程度とまだ十分ではないものの、昨年までのシャーベット状の「雪氷」ではなく、しっかりした強度の氷が張られ、今後の冷え込みに期待される。
解禁には13a〜15aほどの厚みが必要で、湖岸まで十分に凍らなければ安全を確認できないという。
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1月の一覧
安心安全決意新た 大町市と安曇野市で出初式
大町市と安曇野市で13日、消防出初式が行われた。大町市では市消防団や北アルプス広域消防本部、自主防災会連絡会など関係団体の約1200人が、市中パレードや式典に参加し、安心安全な地域づくりに向けて、決意を新たにした。
パレードでは消防団員らが整然と隊列を組み、ラッパ隊の演奏にのせて中央通りを駅前から北上した。沿道で住民たちが見守るなか、市幼年消防クラブの園児たちも法被に身を包み、「火の用心」と声をあげながら、行進に参加した。
小正月に無病息災 大北「どんど焼き」ピーク
 大北地域で13日、「どんど焼き」などと呼ばれる小正月伝統の火祭りがピークを迎えた。各地区の住民たちが、竹などを使ってやぐらを組み、正月飾りを燃やして、1年間の無病息災を祈った。
 大町市幸町では、年末のわら細工体験で作ったしめ縄を回収し、子どもたちの書き初めなどとともにやぐらに飾り付けた。住民たちが北アルプスを背に激しく燃えるやぐらに向かって、縁起を担いで爆竹を投げ込み、破裂音が町内に響いた。
 同市俵町では大町北小学校の地区PTAが主体となり開催。参加者120人が、盛大に燃える2基のやぐらを前に、子どもたちの健やかな成長を願った
雑煮や汁粉なども振る舞われ、参加者が舌鼓を打っていた。
豊作祈願し繭玉作り 松川北保育園 枝持参し夢中で作業
 小正月の15日を前に農作物の豊作を祈願する繭玉作りが、池田・松川の各保育園で行われている。松川村の北保育園(北村弥生園長、園児126人)では10日、参加した民生委員らが繭玉の由来や作り方を子どもたちに教えた。
園児らは各自で持参した柳の枝に、カボチャやムラサキイモなどで着色した色とりどりの米粉を思いおもいの大きさにちぎって丸めてくっつけた。雪だるまや供え餅などの形に見立てたり、異なる色の玉を混ぜたりしながら、夢中になって作業をした。
出来上がった繭玉は家に持ち帰り、各地区の三九郎で焼いて食べ、一年の無病息災を願う。
新理事長に坂中忍氏 「千射万箭」地域の魅力発信 大町JC総会
 大町青年会議所(JC)は12日、総会と新年祝賀会を大町市大町温泉郷の緑翠亭景水で開いた。新理事長に坂中忍氏を選任し、地域財産や「人財」の育成と発掘、情報発信に取り組む所信を表明した。
スローガンを「千射万箭(せんしゃばんせん)〜明日への旅立ち〜」とし、▽地域へ積極的な情報発信、▽地域が求めるまちづくりの創造、▽これから地域を担う人財育成−などを基本方針に掲げた。
祝賀会には大北地域の名士らが来賓に招かれ、地酒の鏡開きで新年の発展を祈った。
プロ顔負けの熱唱 折弁カラオケグラチャン大会
 県内最大規模のカラオケの祭典、新春恒例の第18回折弁カラオケグランドチャンピオン大会(折弁主催・大糸タイムスなど後援)が14日、大町市文化会館大ホールで開かれた。折弁で昨年開催した12回の定例大会を勝ちぬいた県内外の実力派36人が自慢ののどを響かせた。
 当日は大雪だったにもかかわらず、県内外から約1200人が来場した。ステージ上で次々と披露されるプロ顔負けの歌声に、大きな拍手があがり、満席の会場は熱気を帯びていた。

2013年1月15日(火)付