新潟県上越市高田 レルヒ少佐顕彰会
文化伝承と発展誓う 「スキー発祥100周年の火」白馬に

 1月12日の「スキーの日」にちなみ、日本で初めてスキーが伝来した新潟県上越市高田で「レルヒ少佐顕彰会」の記念イベントが開かれた。ことしは白馬村のスキー伝来100周年にあたることから、八方尾根観光協会と村関係者がイベントに参加。金谷山で採火された「日本スキー発祥100周年の火」が白馬村に分火され、ともにスキー文化の伝承と発展を誓った。
正月遊びで地域理解を 大町 八坂で郷土かるた大会
 大町市八坂の八坂地区子ども会育成協議会と八坂公民館は12日、正月恒例の第33回かるた・もちつき大会を八坂小学校で開いた。小学生や保育園児ら約40人が、正月の伝統の楽しみを通じ、地域への愛着をはぐくんだ。
同行事は名所や伝統文化を短歌の読み札と版画刷りの絵札で地域の魅力を表現した「八坂郷土かるた」が約30年前につくられたのをきっかけに、子どもたちに地域に親しんでもらおうと始まった。合併後は「大町民話の里づくりもんぺの会」が制作した「大町民話かるた」を取り込み、広く地域の愛着を深めようと引き継がれている。
吹奏楽 練習成果競う アンサンブルコン安曇大会
 県吹奏楽連盟は12日、大町市文化会館大ホールで、第38回長野県アンサンブルコンテスト中学校の部中信A地区安曇大会を開いた。大北・安曇野から14校がエントリー、51チーム269人が練習の成果を競った。
 パーカッションやフルート、クラリネット、サクソフォンなど、三重奏、四重奏など少人数での演奏も多かったが、生徒らは一様に堂々と舞台に立ち楽しんで演奏した。
アキット 魔法の世界へ 松川村すずの音ホールで公演
 魔法使いアキットの公演(松川村青少年育成村民会議家庭教育部会主催)が12日、松川村すずの音ホールで行われた。200席のホールを埋め尽くした観客が魔法の世界へと誘われた。
 アキットさんは、ユーモラスな掛け合いを交えながら、不思議な現象のイリュージョンマジックやテーブルマジック、ジャグリングなど幅広いパフォーマンスを繰り広げた。「不思議だね」という呼びかけに会場が「イエーイ」と応えるやりとりなどで盛り上がった。観客を次々と舞台に誘い、マジックで生み出したプレゼントを手渡すなどサービス精神も旺盛。
子どもたちは目を輝かせてパフォーマンスに見入った。日本最高峰の7個のお手玉を使ったジャグリングに挑戦すると「頑張ってー」の声援があがり、高度なパフォーマンスに拍手喝采が沸き起こった。
親子で伝統行事楽しむ 松川村の季楽で三九郎
 松川村西原の「安曇の空の下自然保育季楽」(山田季美予園長、園児6人)で11日、恒例の三九郎が行われた。園児と保護者、近隣の親子連れや地域から大勢が参加した。
たき火を囲んで、弦楽器ライアーの演奏と絵本の読み聞かせが行われた。子どもたちは冬空の下、心地よい調べと物語に耳を傾け、「たき火」の歌などを声を合わせて歌った。
同地区の餅屋とんとんの店主小林公征さんが炭火で焼いた自家製のお餅とぜんざいが振る舞われた。三九郎の由来やえとのヘビにちなんだ話に、大人も子どもも興味深げに耳を傾けていた。
日赤 いのちと献血俳句コンテスト 美麻中学校が団体賞
 大町市の美麻中学校(山浦和彦校長)は、日本赤十字社の主催する第17回「いのちと献血俳句コンテスト」で中学校の部団体賞を受賞した。11日、県赤十字血液センターから表彰状が伝達された。
コンテストは、近年の若者の献血人口の減を背景に、10代から20代の若者に献血に親しんでもらおうと募集。小・中・高・一般の部で、全国約6万4000人から約24万6000句が寄せられた。同校はことし、生徒26人が37句を応募。少人数校ながら多くの作品を応募した力の入れようが評価されたようだ。
同校でコンテストに応募するのは3年目。国語の時間を使い、生徒が献血の意義を学んだ上で作品づくりに取り組んだ。昨年までは3年生を対象に実施し、入選者も輩出していた。ことしから全学年に拡大し、さらに力を入れた。
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2013年1月16日(水)付