レベル別 スキー楽しむ 白馬村 スノースポーツ教室
 白馬村の冬の恒例企画「スノースポーツ教室」(村体育協会・白馬総合型地域スポーツクラブ主催)が今月から開講した。冬季スポーツの楽しさを知ってもらい、健康増進につなげていくことを目的に、毎年実施されている。
ことしは村にスキーが伝来して100年。これをきっかけにスノースポーツに親しみたい初心者、もう一度ゲレンデに戻って滑走を楽しみたいブランクのある人、毎年楽しんでいる上級者まで、幅広い参加を呼びかけ、2013年シーズンを盛り上げたいとしている。
 初回は岩岳スキー場ホワイトプラザ前で開講式が行われた。スキーを履くのは数十年ぶりという人から上級者まで、多数参加。準備体操で入念に体をほぐした後、レベル別に分かれてゲレンデスキーを楽しんだ。
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1月の一覧
自分が打ったそばで昼食 大町市 美麻中 地元の名人指導
 大町市美麻中学校は15日、ランチルームでそば打ち教室を開いた。地域の文化を伝承するため28年前より行っている伝統の行事で、当日は給食がなく、生徒・教諭らは全員、一人ひとりがそば粉400c、小麦粉100cの二八そばを打ち、昼食で味わった。
 新行地区のそば店、美郷の種山博茂さんら、地元のそば打ち名人の指導で、教室がスタート。真剣な面持ちで名人のアドバイスを聞きながら作業を進めた。生徒らは、慣れないそば切り包丁を手に「細く切れない」「うどんになった」などと言いながらも、出来上がったそばに誇らしげだった。
女性視点の被災体験 冊子に 松川出身の今井さんら自費出版
 松川村出身の会社員、今井康裕さんと、近くに住む行政書士、土屋眞一さんはこのほど、東日本大震災の被災者らとともに、冊子「女性たちの被災体験談 3・11を私は忘れない」を自費出版した。被災地の体験を災害に備える教訓として発信しようと、被災者の手記や災害時のマニュアルなどをまとめた。
冊子は5歳から69歳まで被災女性13人の体験のほか、医師や災害ボランティアら協力者による寄稿を盛り込んだ。
地元作家 繊細な漆の世界 池田 北ア展望美術館で収蔵展
 池田町北アルプス展望美術館(新美康明館長)で収蔵作品展「仁科典峰の漆工芸展」が31日まで開かれている。
会場には、ついたて「大峰山白樺林」やびょうぶ「月の兎」、額絵「東海道五十三次」、鳥や小動物、チョウ、草木、花々など大自然をモチーフにした茶道具やタンスなどさまざまな種類の作品が展示されている。漆黒の世界に美しい自然の姿が刻み込まれ、貝殻や卵の殻、金粉などをあしらったきらびやかで繊細な作品は見る者をくぎ付けにする。
白馬八方 「すのっちゃお」オープン 咲花ゲレンデ体験型キッズパーク
 白馬村の八方尾根スキー場咲花ゲレンデに体験型キッズパーク「すのっちゃお」がオープンした。スキー・スノーボードを楽しむ前段階として、小さな子どもたちが安心・安全に雪に親しめる施設として昨年から開放。
広大な緩斜面が広がり、キッズパークやキッズスクール、託児所を完備した、白馬エリア最大級のキッズパークとして、そり遊びやチュービングなど多数の雪遊びが楽しめる。
 好天に恵まれた3連休なか日の13日は、「キッズパークすのっちゃお祭り」が開かれた。県内外から多数の子どもたちが参加。雪上運動会やそり競走、地元の小中学生のベンチャーズバンド「HKB3」の演奏など、多彩なメニューを楽しんだ。同スキー場のゆるキャラ・おひょっくりくんが登場してゲームを体験する子どもたちを応援し、会場を盛り上げた。

2013年1月18日(金)付