華やかまゆだま作品 白馬 あいんちで生け花教室
 白馬村のNPO法人・地域健康づくり支援研究所「健学塾」(仲学代表)が運営する同村白馬町の交流施設「あいんち」で16日、新年最初の生け花教室が開かれた。指先を使った細かい作業をするレクリエーション活動で脳を活性化させ、仲間づくりなど社会生活の機会を提供する地域高齢者の介護予防事業の一環。柳の小枝にまゆだまを飾り付けて華やかなまゆだまの生け花作品を作り、元気な一年を過ごせるように願いを込めた。
春感じる 河津桜とポンカン 白馬南小に姉妹都市から寄贈
 白馬村の白馬南小学校に、同村と姉妹提携を結んでいる静岡県河津町から、日本一早く咲くといわれる河津桜の小枝とポンカンが贈られた。厳しい寒さが続く同村に、いち早く春の到来を感じさせている。
 河津桜は真冬に開花が始まる早咲きの桜。昭和30年代に同町で原木が発見されて地元住民の手で大切に育てられ、現在では同町を流れる河津川の河畔に数百bに及ぶ桜並木を作るまでになった。
 日本一早く開花する桜として、見ごろの2月から3月には全国から多くの観光客が訪れる名所として知られている。河津東小学校とスキーや修学旅行で相互交流を続けているのが縁で、毎年河津から贈られている。
レストラン営業再開 すずむし荘 火災から1か月ぶり 松川村
  松川村の温泉宿泊施設・すずむし荘(指定管理者=ファン・スペース)で19日、レストランが昨年末の火災以降、約1か月ぶりに営業を再開した。つきたての餅の振る舞いや抽選会などで利用者をもてなし、施設の再出発を祝った。
イベントでは昔ながらのきねと臼を使った餅つきに観光客らも参加し、きねを振り下ろすたびにリズミカルな音が響いた。村特産の黒豆を使ったきな粉やダイコンおろしを餅にまぶして施設利用者に提供し、家族連れやカップルなどが舌鼓を打っていた。
大町市の八坂大滝巨大氷柱 きょう大寒
 20日は二十四節気のひとつ「大寒」。一年で最も寒さが厳しくなるとされる日を前に、大北地域は19日、厳しい冷え込みに覆われた。大町市八坂石原の「八坂の大滝」で、流れ落ちた滝の水と雪が凍って積み重なった氷柱が大きく育っている。
氷柱は、切り立ったがけから落差50bで降り注ぐ水が滝壺に落ち、雪と重なって凍り、柱となって伸びる現象。5b近くに伸びた氷柱にはねる水しぶきが青空に映え、幻想的な自然の造形美を作り上げている。
外国人「どんど焼き」体験 白馬町 伝統文化で交流
白馬村の白馬町活性化推進委員会はこのほど、小正月の火祭り「どんど焼き」をウイング21東側の田んぼで行った。外国人観光客ら来場者200人以上を交えながら、日本の伝統文化を通じて新年の訪れを盛大に祝った。
 会場には高さ15bの巨大なやぐらが用意され、村のスキー発祥100周年にちなんだ100本のろうそくが周囲を彩った。一年の無病息災を祈る神事の後、点火され、勢いよく燃えるやぐらを背に、観光客らが記念撮影をしていた=写真。
冬の風物詩凍り餅 農産物直売所かたくり
 大町市常盤の農産物直売所かたくりで、地域の冬の風物詩、凍り餅作りが始まった。同直売所凍り餅部会のメンバーら25人が集まり、地元須沼地区の契約農家が栽培するもち米、もちひかり約180`を用いて、きねと臼でついた餅を、手作業で5万6000個、5500連に仕上げた。
 地域の保存食の凍り餅は、冷水に一昼夜にさらされた後、冷え込みが厳しくなる夜を待って寒干しされる。
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2013年1月20日(日)付