2013年１月23日付

ディズニーパレード大町に　くろよん50周年イベント決まる
　大町市は22日、定例記者会見を開き、黒部ダム完成50周年イベントの内容について発表した。市街地と連携したまちなかイベント「くろよん50周年記念事業　くろよんまつり」のメーンとして、東京ディズニーリゾートのスペシャルパレードを実施する。
東京ディズニーリゾートの開園30周年を記念し、全国30の都市を巡る「ザ・ハピネス・ツアー」の一環。ミッキーマウスらディズニーのキャラクターたちが特別デザインの車両「ドリームクルーザーⅡ」と登場する。
同イベントは建設当時の市街地のにぎわいをほうふつとさせるイベントとして、５月25日に実施。大町市本通りの仁科町～大黒町追分交差点間をパレードする。ディズニーキャラクターやダンサーのほか、一般公募のマーチング隊、伝統芸能や子どもたちなどが加わる地元参加型のイベントとする。
50周年事業実行委で公募していたマスコットキャラクターの名前やロゴマークを発表。名前は「くろにょん」に決まった。
応募総数１０４２点の中から、大阪府の女性ら６人が応募した。「くろよん」をもじり、猫のイメージを加えて子どもに親しみやすい名前とした。今後はキャンペーンやイベントに登場する。

ワカサギ穴釣り解禁　大町市　中綱湖７シーズンぶり
　７シーズンぶりにワカサギの穴釣りが解禁された大町市の中綱湖。解禁初日の22日は、この日を待ちわびた多くの穴釣りファンが県内外から訪れた。次々と釣れるワサカギはいずれも大型で、なかには13㌢に迫るものまで。太公望は釣りあげたワサカギの大きさに、満足げな表情を浮かべていた。
　厚い氷で覆われた湖面には、いたる場所にテントが張られた。なかでは暖房器具など備えワカサギ釣りを楽しむ姿。自作の電動リールや魚群探知機など用いながら仕掛けを垂れていた。

静かな語り耳傾ける　松川ジャズ喫茶Ｍ－gate　初花月　朗読の夕べ
　松川村板取のジャズ喫茶Ｍ－ｇａｔｅで朗読の会「葦」（柳瀬恵美子代表）による「初花月　朗読の夕べ」が18日に開かれた。会員らがオスカー・ワイルド作「幸福の王子」、夏目漱石作「夢十夜」、東野圭吾作「おっかけバアさん」を朗読した。
静寂に包まれた真冬日の夜、朗読者の凛（りん）とした声が響き、14人の来場者は静かな語りに耳を傾けた。ジャズの調べを聴きながらゆっくりとティータイムを楽しんだ。

サロンの必要性強調　松川　ふれあい会で100人交流

　松川村社会福祉協議会など主催の第７回地区ふれあいサミットが21日、すずの音ホールで開かれた。「ふれあい会の夢を語ろう」をテーマに、村内17行政区のふれあい会のメンバー約１００人が集い、情報や意見交換をし交流を深めた。　

理事者に一般質問　大町　西小児童「子ども議会」
　大町市の大町西小学校６年生52人は22日、「子ども議会」を市役所議会棟の議場で開いた。牛越徹市長ら理事者を前に、本物さながらの模擬議会を運営し、市政に素朴で鋭い質問をぶつけた。
　児童たちは議員役として一般質問を行い、学校やグラウンドの整備、観光ＰＲなど、身近な話題を質問。６年生は大町・大町北高校の統合の28年に新高１年生となるため、「なぜ統合するのか、どんな学校になるのか」などの問いも出た。議場には市長や教育長、部課長らがそろい、わかりやすい言葉を選んで真剣に答えていた。