雪室熟成≠フソバ搬出 白馬村のマイテカル 白馬村北城森上の農業生産法人・マイテカル(福島利文社長)は29日、雪室で熟成させたソバの搬出作業を村内で行った。雪国ならではの特産品で観光客をもてなそうと、「白馬そば記念日週間」(2月8日〜16日、白馬商工会主催)に合わせ、「白馬雪出し蕎麦(そば)」として村内飲食店などに出荷する。 生産者と事業所が連携したイベントを目指す商工会から、「特色あるそば」作りを投げかけられたことで事業がスタート。地域に豊富な雪を活用した雪室作りを計画し、村から資材の協力を受けて設置した。 |
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子どもデザインの新車両 池田松川の学校給食配送車 新池田松川学校給食センターの4月稼働に合わせ更新した学校給食コンテナ配送車2台が29日、納入された。地元の子どもたちが手がけたデザインが施された車両の登場に、センター職員たちは「給食に夢を感じてもらえるような仕上がり」「色合いがとてもきれい」と期待通りの出来栄えに笑みを浮かべた。 新車両は3d車で、荷台には、擬人化した米や野菜など地元農産物があしらわれている。地元の児童生徒が考えたデザインを採用、2台それぞれ別のデザインとなっている。 |
松川の行事食絵本に 伝える会 武蔵野美大生招き料理講習 「松川村の暮らしと行事食を伝える会」(平林和子代表)は28日、行事食の講習会をすずの音ホールで開いた。東京の武蔵野美術大学芸術文化学科の学生5人が村の行事食を学んだ。 村と同大はサマースクールのワークショップを通じて10年間交流している。同会が村の行事食に関する絵本の制作を大学側に依頼したのがきっかけとなり、学生たちは実際に村を見学し、資料を読むなどして知識を深めてきた。昨年の講習会ではお祭り料理と正月料理を学んだ。 |
育てた米で元気になって 安曇野まつかわ農業小 ライフ2訪問し贈呈 松川村の安曇野まつかわ農業小学校(高田武校長)で農業体験する松川小3年生34人が29日、介護老人保健施設ライフ2を訪問し、自分たちで育てた米を贈呈した。 米は、児童がアイガモ農法で育てた無農薬米のコシヒカリ40`。児童らは「一番頑張ったのは稲刈りです。おいしく食べて下さい。そして元気になってください」など、それぞれが作文を読んで利用者に手渡した。 米を受け取った利用者らは「大事に食べます。ありがとう」と手を合わせていた。中谷易功施設長が「また来てください。ありがとうございます」とあいさつし、児童に感謝状を手渡した。 同施設では贈られた米をひな祭りや誕生日会などのイベントで利用する。利用者は子どもたちの訪問を毎年楽しみにしているという。 |
移動コーヒーショップ完成 白馬村「健学塾」の仲さん 白馬村のNPO法人・地域健康づくり支援研究所「健学塾」の仲学代表はこのほど、「人をつなぐ移動販売珈琲(コーヒー)ショッププロジェクト」を計画。このほど、夢の実現の第一歩となる移動用車両「キャラメルジープ」が完成した。 仲さんは、コーヒーが人と人をつなぐアイテムとして、人が集いゆったりと過ごす時間を提供できたらと、コーヒーショップ開業の夢を抱いてきた。定年後の実現に向け、コーヒーをおいしくいれるための知識や技術習得にも励んできた。 地域の健康づくり支援活動に取り組む中で、高齢化が進み山間部の交通手段が不便なお年寄りや村民の張り合いになる方法として、健学塾で展開している歌声喫茶と組み合わせた移動販売のコーヒーショップに行きついたという。 |
2013年1月31日(木)付