シェフのおやつに舌鼓 小谷保育園で交流
 小谷村でフレンチレストラン「ワインのある食卓」を営む花岡甲子夫さんは28日、小谷保育園を訪れ、園児とおやつ作りをしながら交流した。
 小さなころからの食育に力を入れている同園の園児に、一流のシェフによる料理を提供し、地元食材のおいしさと手作り食の大切さを伝えようと行われている恒例行事。ことしは地場産のサツマイモと米粉、リンゴを使ったパンケーキを花岡さんが実演した。
コミュニケーションのコツ学ぶ 大町市児童センター子育てセミナー
 大町市児童センター(若林きみ子所長)は29日、館内創作活動ルームで、「今日からできるぐっとコミュニケーション 子どもを伸ばせるママになる! 3つのプチレッスン」と題し、子育てセミナーを開いた。
 企業コンサルティングや、エグゼクティブコーチとして企業研修などで活躍する、前田康子さん(首都大学東京オープンユニバーシティ講師)の指導で、0歳〜3歳の子どもを子育て中の親子16組が、コミュニケーションのコツや、子どもへの接し方などを、参加者同士交流しながら学んだ。
福祉に役立てて 県労働金庫大町支店 社協へ寄付金贈る
 大町市の県労働金庫大町支店(竹内英樹支店長)は30日、昨年秋に開催した「ろうきん親子アニメまつり」で寄せられた寄付金合計約18万円を、大北5市町村の社会福祉協議会に贈った。
ろうきんでは、アニメ映画の上映で地域の親子に楽しんでもらい、福祉に役立てる寄付金の協力を募る取り組みを27年にわたって実施。昨年はろうきん60周年を記念し、よしもとお笑いライブを併催。例年を上回る延べ約1300人が来場した。寄付金の一部は、東日本大震災支援として震災でわが子を失った母親たちが出版した絵本を購入し、大北地域の小中学校や図書館、養護学校に寄贈した。
信州の風習やしょうま 池工フードデザイン履修生が実習
 池田町の池田工業高校フードデザイン履修生による「やしょうま作り」の授業が29日、行われた。埼玉県在住の都筑幸美さんを講師に迎え、15人の生徒がやしょうまを教わった。
米粉を練って固めたものに、食紅でピンクや黄色に色をつけた米粉を棒状に組み合わせて桜や菊、梅の模様を作り、金太郎あめのように輪切りにした。生徒たちは粘土細工のように生地を合わせてのばして切る作業を熱心に繰り返した。「思ったようにできない」「粘土遊びみたいで楽しい」と感想を話していた。
大町署 遭難、救助功績者に感謝状 ヤンドラ交通コン受賞者の表彰も
 大町署は31日、山岳遭難の防止や救助活動に功績があった個人団体に対する感謝状の贈呈と、第23回ヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールの受賞者への表彰伝達を行った。
 感謝状は、登山者に対する安全指導や登山道の整備、人命救助などに尽力した、山小屋や北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会大町班など9個人団体が表彰された。
古典の知識深め交流 小谷中で百人一首大会
 小谷村の小谷中学校でこのほど、全校百人一首大会が開かれた。伝統文化に親しんでもらおうと毎年行われている恒例行事。古典の知識を深めながら交流した。
 生徒たちは4人1組で対戦して獲得枚数を競い合った。札を並べながら得意札の位置を確認したりと、気合も十分。教諭が上の句を朗々と読み上げると、生徒たちは真剣なまなざしで下の句の札を探し、勢いよく取り上げていた。
培った知識をフル稼働させた、白熱した好勝負があちこちで繰り広げられ、歓声と熱気に包まれていた。
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2月の一覧

2013年2月1日(金)付