園児と「道祖神」作り 小谷村老人クラブ連
 小谷村老人クラブ連合会は29日、小谷保育園の年中園児に小正月の行事にちなんだ「道祖神」作りの指導を行った。昔ながらの風習や伝統文化を次世代の子どもに伝え、継承していこうと毎年同園で実施しているクラブの恒例行事。
 地域の風習に詳しい同会の小林純男会長と西神正文副会長が来園し、子どもたちと異世代交流を深めた。
 道祖神は20aほどに切ったクルミの木を削って作る、男女一対の人形。小谷では無病息災・厄落としを願ってどんど焼きの会場に飾る風習が古くから残っている。
泣き虫鬼はお外 大町 子育て支援センター豆まき
 節分を間近にひかえた1日、大町市子育て支援センターで、邪気を追い払い1年の無病息災を願う伝統行事、豆まきが行われた。利用者の未収園児らに、豆まきの雰囲気を体験してもらおうと企画されたもので、子どもたちは自分たちで作った鬼のお面をつけて、元気いっぱい「鬼は外、福は内」と掛け声をかけたり「オニのパンツ」や「まめまき」の歌を歌って楽しんだ。
大町西小2人表彰伝達 ふるさとの田と水子ども絵画
 大町市の水土里ネットおおまち地域用水対策協議会(会長=牛越徹市長)は1日、「『ふるさとの田んぼと水』子ども絵画展2012」で受賞した、市内小学生2人への伝達表彰を市役所で行った。全国8745作品から、学校での農作業を生き生きと描いた、大町西小学校6年・望月絢翔(あやか)さんが入選、同小6年山本篤也君が地域用水優秀賞(地方団体賞)に輝いた。
 絵画展は全国水土里ネット(全国土地改良事業団体連合会)が、子どもたちに絵を通じてふるさとのすばらしさを再発見してもらい、農業や農村の魅力をアピールしようと開催。小学校や幼稚園などから募集した作品を審査し、入賞23点、入選92点、地方団体賞60点を選んだ。市内からは昨年度、当時の西小5年生から51作品が寄せられた。
福°≠゚て催し多彩 池田あめ市きょうまで
 池田町伝統の「池田あめ市」は2、3の両日、二丁目のスペース・ゼロを主会場に開かれている。町商工会を中心に福引きや福まきなど多彩な催しが行われ、家族連れなど多くの来場者でにぎわっている。
福まきには町のイメージキャラクター・てるみんとふ〜みんも参加し、子どもたちがお菓子を受け取ろうと手を伸ばしていた。地域の商売繁盛を願うみこし行列では、白装束に身を包んだ地元小中学生が、「市神様」を祭ったみこしを引いて、会場周辺を巡回した。
小さな春ひょっこり 池田町でフキノトウ
 大町市は2日朝、前日まで氷点下だった最低気温が2・6度まであがった。大北地域は一日を通じて比較的、暖かい陽気となり、春の到来を感じさせた。明日は、暦の上で春が始まる日とされる二十四節気の「立春」。いまだ雪深い大北だが、フキノトウが顔を出すなど、小さな春の姿をのぞかせはじめている。
 長野地方気象台によると大北地域など県北部の今週の天気は、高気圧に覆われて晴れる日もあるが、中頃から後半にかけて、気圧の谷や寒気の影響から、雲が広がりやすく、場所によって降雪がある。最高気温・最低気温はともに平年並みか平年より高く、期間のはじめはかなり高くなる日もあると見ている。
元気いっぱい「福は内」 小谷保育園で節分豆まき
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長、園児63人)で1日、節分の豆まきが行われ、園児が昔ながらの風習で厄よけ開運を願った。
 2班に分かれて鬼役と豆まき役を交代しながら、「鬼は外、福は内」と元気なかけ声で豆まきを楽しんでいると、突然、保育士が扮した大きな鬼が登場。園児は勇敢に立ち向かい、みごとに鬼を撃退した。
 給食には、節分にちなんだイワシや豆料理が提供され、自分の年の数より1粒多く豆を食べて一年の健康を願った。
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2013年2月3日(日)付