炎囲み交流深める 小谷中土で中谷雪祭り
 小谷村の中土観光交流センターやまつばきでこのほど、恒例の中谷雪祭りが開かれた。地域住民ら100人余が参加して、地区最大規模のどんど焼きを囲んで交流を深めた。
 昔ながらの風習を伝承していこうと、会場には色鮮やかなまゆ玉や、クルミの木をけずって墨で顔を描いた道祖神などが大きなかまくらとともに作られた。来場者にも準備からの参加を呼びかけ、当日は早朝から多数が参加して作業を手伝い、祭りの盛り上げに協力した。
 会場周辺の雪洞にはキャンドルがともされ、雪祭りは幻想的な雰囲気の中で始まった。会場から選ばれたどんど焼きの点火役が、中央の歳の神の周りにたいまつを持って輪を作り、一斉に点火すると、たちまち大きな炎が上がり、冬の夜空を焦がした。
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2月の一覧
伝統遊び百人一首 腕競う 大町市 仁科台中クラス対抗で
 大町市の仁科台中学校は5日、恒例のクラス対抗百人一首大会を校内で開いた。インフルエンザの流行で延期された1年生を除き、2、3年生が、日本伝統の遊びに触れながら、国語の授業や空き時間を利用して重ねてきた練習の成果を競った。
 校内放送で開会式が行われたあと、上の句が読み上げられると、学年ごとに各クラスからの4〜6人のグループが、それぞれテーブルに広げられた下の句の札を取り合った。
冬の運動不足解消を 小谷村で4スポーツ教室
 小谷村公民館は3月まで、「みんなで気軽に楽しくスポーツを」をテーマに「クロスカントリー」と「脂肪燃焼」、「バドミントン」、「水中運動」の4つのスポーツ教室を開いている。
 改修されたサンテインおたりの多目的ホールや北小谷のウェルネスクラブ小谷のスポーツ施設や、豊かな自然の地形を生かした本格的なスキーコースなど、恵まれたスポーツ環境の中で、中高年を中心に多くの村民が参加して、冬の運動不足解消をめざし、さわやかな汗を流している。
地域福祉に役立てて 大町 JCシニアクラブ 社協に寄付
 大町市の大町青年会議所の卒業生でつくる、JCシニアクラブ(工藤哲秀会長、会員111人)は6日、地域の福祉に役立ててほしいと、市社会福祉協議会に3万円を寄付した。
工藤会長と副会長・会計・庶務の3役4人が市総合福祉センターを訪れ、黒岩良介市社協会長に寄付金を手渡した。同クラブは結成以来長年にわたって、毎年会員から集めた会費の中から社協へ寄付を重ねている。
工藤会長は「少子高齢化の中、お年寄りや障害のある方を支える福祉は大事な事務。われわれの仲間にも福祉の仕事をしているものがいる。社協には、ずっと頑張っていただかなければ」と話した。
黒岩会長は「大勢の方の志を福祉に向けていただき感謝。みなさんの思いをくんで、目いっぱい福祉に努めたい」と感謝を述べた。

2013年2月8日(金)付