ジャパンパラ開幕 白馬中福祉委がボラ協力
 障害者スポーツの祭典「2013ジャパンパラ」のクロスカントリー競技大会が10日まで、白馬村の白馬クロスカントリー競技場「スノーハープ」で開かれている。全国から延べ約60人の選手が出場し、国内最高峰の舞台で、熱戦を繰り広げている。
 9日はクラシカルの男子5`と女子5`、シット(座位)男子10`と女子5`が行われ、選手が障害に応じて各種目に出場した。座位競技では、シットスキーにのった選手たちが、ストックで雪をかきながらコースを疾走、観客から歓声を受けながらゴールを切っていた。
 ことしは地域ぐるみで大会を盛り上げようと、地元・白馬中学に協力を呼び掛け、福祉委員会の有志がボランティアとして参加。1、2年生4人がスタートとゴール時の選手の確認、表彰のプレゼンターの補助など運営に携わった。
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2月の一覧
栄養士に学ぶ季節料理 松川すずの音ホールで
 松川村すずの音クッキング「季節の料理と伝えたい料理」が6日、すずの音ホールで開かれた。栄養士で生涯学習インストラクターの近藤敏子さんを講師に、ロールサンドイッチ、タンドリーチキン、コーンスープ、サラダの4品を作った。
 近藤さんは、骨粗しょう症を防ぎ骨を強化するためには、女性に不足気味なカルシウムを多く摂取することや適度な運動、太陽を浴びることなどが大切と注意点を話した。
地域の伝統食次世代に 小谷保育園寒干し大根作り
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)の年中園児15人はこのほど、園児が秋に同村伊折地区で地域のお年寄りと育てた大根を使って「寒干し大根作り」を行い、地域の食文化にふれた。
 寒干し大根はこの時季の寒冷な気候を利用して大根を寒風の中にさらし、乾燥させて作る、長く厳しい雪国ならではの保存食。昔はどこの家庭でも行われていたが、新鮮野菜が通年を通して流通する時代の流れとともに廃れつつあり、村内でも作る人は少なくなっている。食育に力を入れている同園では、次世代の園児に昔ながらの伝統食を伝えて行こうと、伊折地区のお年寄りを講師に迎え、毎年寒干し大根を作っている。
白馬特産そばPR 記念日週間52店が提供

 「白馬そばの日」(2月8、9、10日)に合わせ、白馬商工会は16日まで、そば料理によるもてなしイベント「白馬そば記念日週間」を、村内の飲食店や宿泊施設などで開いている。参加52店舗でガレットやそば切り、スイーツなどを提供。雪国ならではの雪室で熟成させた「白馬雪出し蕎麦」も用意し、白馬の特産品をアピールしている。
授業で作った作品ずらり 大町 い〜ずらで仁科台中学校展
 大町市仁科町のギャラリー・い〜ずらで開いている市内学校展は、8日〜11日まで仁科台中学校。書初めや、絵画などのほか、家庭科の授業で取り組んだハーフパンツなどの裁縫、パソコンを用いて住宅設計に挑戦した平面図の展示など、約400点の作品が並んだ。
 ペンになった自分が、筆箱の中から眺めた風景を描いたものや、猫の目線で捉えたアリなど、生徒らの自由でのびのびとした感性がうかがえる絵画や、さまざまなパターンを学び染めた絞り染めと、その研究ファイルなど、学校での授業の様子が垣間見える展示で、ひとつひとつ時間をかけてじっくり見たい内容となっている。
雪国体験で思い出 大町、氷見、島田スポ少交流
 大町市と、同市と姉妹都市を結ぶ富山県氷見市、氷見市の姉妹都市の静岡県島田市のスポーツ少年団は9日から11日まで、大町市で交流会を開いている。各団の小学校高学年と指導者らが雪の中、思い出を共有した。
3市でサッカーや水泳、バレー、野球などに親しむ子どもたち合計約100人が参加。初日は大町市運動公園でクロスカントリースキーで交流した。
雪に慣れない海辺の子どもたちに、大町市の児童が板のはき方や進み方などを伝え、雪の中に駆け出した子どもたちはすばやく打ち解けていった。夜には温泉郷で冬の花火を、2日目は爺ガ岳スキー場でアルペンスキーを楽しみ、最終日はあめ市を体験して帰る。

2013年2月10日(日)付