「雪恋まつり」多彩な催し
主会場の白馬ジャンプ競技場 親子で雪上スポーツ

 白馬村で16日まで展開している「白馬雪恋まつり」の一環として、主会場の白馬ジャンプ競技場で10日、「2013スキージャンプ子どもの日」が開かれた。白馬村スキー発祥100周年記念イベントも兼ねた。村内外から100人余の親子連れが参加。ジャンプ競技場を大きな遊び場に変え、仲良く雪上スポーツを楽しんだ。
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2月の一覧
大町あめ市盛況 弁当販売やウオークラリー
  大町市の中央通り商店街で11日、恒例の「大町あめ市」が開催された。大抽選会を盛り込んだウオークラリーや、市のマスコットキャラクター「おおまぴょん」をデザインした物品販売など、さまざまな催しに家族連れなど多くの来場者でにぎわった。
 本部会場となった商工会議所駐車場では、ラリーがスタートし、通りに設けられた5か所のチェックポイントでスタンプを集めて抽選に挑戦、参加者は抽選器から出る玉の色に一喜一憂していた。もちつきや懐かしの映像上映会なども会場を盛り上げた。
 大町商工会議所青年部は「エリアサミット」を市野屋商店事務所と駐車場で開き、「おおまぴょん」も参加してのオリジナル弁当の販売に、来場者が長蛇の列を作っていた。

 会場には県のゆるキャラ・アルクマと、今シーズンデビューを果たしたばかりの白馬村のマスコットキャラクター「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世」、八方尾根スキースクールのマスコット「スノーラビーちゃん」が来場してイベントに花を添えた。3体のそろい踏みに子どもたちは大喜びで、写真を撮ったり握手をしたりして盛り上がった。
 姫川太鼓の勇壮な調べに乗り、結界内では数々の神事が執り行われた。1年の安全と五穀豊穣を雨飾山に祈願する魔よけの弓射ち、みこが美しく激しい動きの舞いを披露。結界内での鬼たちの乱舞と続いた。
巨大などんど焼きに火がつけられられると、鬼たちは燃えさかる炎を背に大きな雄たけびを上げた。観衆も巻き込んで炎の中で肩を組んで舞い踊る姿も見られ、観衆を興奮のるつぼに誘っていた。
 三十数年前に創作された神事は、今ではユニークな奇祭として知られるようになった。祭り当日は多くのツアーが組まれ、国内外から観光客が訪れる人気が高いイベントといい、地域活性化に大きく寄与している。
厳寒の夜 熱い思い 小谷 大網雪と火の祭典
 小谷村の大網地区で9日、冬の風物詩「大網地区雪と火の祭典」が開かれた。ふんどし姿にミノをまとって鬼に扮(ふん)した若者らが日本百名山に数えられる霊峰「雨飾山」におわす神々の使いとして家内安全や五穀豊穣を願い、力強く舞い踊った。厳しい寒さも吹き飛ばすような熱い思いを一体となって共有し、豪雪地・大網の雪の夜を盛り上げた。 鬼に扮した若者らが行列を作って、みこをみこしに乗せ、たいまつを手に阿弥陀ケ原の会場の結界まで、おごそかに進んだ。

2013年2月13日(水)付