障害者スキーサポート 栂池体験学習旅行協が講習会
 障害のある人もない人もともに楽しむ観光地づくりをめざす、小谷村の栂池体験学習旅行協議会はこのほど、体に障害のある人がスキーを楽しめるサポート役を養成する講習会を同村栂池高原スキー場で開いた。
 栂池スキー学校のスキー指導員らが参加。障害者スキー振興協会の津川朋也さんを講師に、チェアスキー、バイスキー、アウトリガーなどのスキー用具を使って安全にゲレンデを滑走するための操作方法を学んだ。
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2月の一覧
白馬にレッヒ訪日団 スキー100周年記念し招く
  白馬村に15日から、友好都市・レッヒ(オーストリア)の訪日団が訪れている。村が白馬スキー発祥100周年を記念し、日本に競技を伝えたレルヒ少佐の母国とともに、「白馬雪恋まつり」を盛り上げようと、最終日16日の第43回八方尾根火祭りに招いた。
 訪日団はレッヒ広報担当のステファン・ヨッヒムさんをはじめ、元議員やスキークラブ理事の3人。初日は白馬HTMハウスでの八方尾根観光協会主催の歓迎会に参加し、行政や観光、スキーを通じた親交を育んできた八方の関係者らとともに歓談し、親睦を深めた。
 村はオーストリアの国花・エーデルワイスと、白馬の村花・カタクリをあしらったアルプホルンを訪日団にプレゼントした。
新生児呼吸療法モニタリングフォーラム
最先端の医学情報交換 大町

 全国から新生児の医療関係者が集う学会「第15回新生児呼吸療法モニタリングフォーラム」は14日から16日まで、大町市文化会館等で行われた。全国から医師や看護師、企業らが集い、生後間もない新生児の呼吸管理について最先端の医療情報を報告し合った。
小児科や産婦人科などの分野で課題とされる、生まれたばかりの新生児ならではの呼吸管理について、産学一体のフォーラムを通して情報交換している。安曇野市の県立こども病院が事務局の中心となって、平成11年から同市や白馬村で開催。全国から800人以上の関係者が集まる中、学びとともに温泉やスキーなどを楽しめる信州の楽しみもアピールしてきた。
フォーラムでは医師や看護師、医療機器メーカーの関係者らがそれぞれの研究成果を披露。会場は雪像やイルミネーションなどで飾られ、子どもを対象にした分野ならではの、従来の学会とは違った遊び心あふれる楽しい雰囲気の中で、真剣な議論を交わしていた。
事業所での学習発表 池工版デュアルシステム
 池田工業高校(春原武彦校長)で14日、池工版デュアルシステム生徒発表会が行われた。近隣市町村の8事業所で研修をした3年生19人が学習の成果を発表した。各事業所から代表者が出席し講評を行った。
生徒たちは、各事業所で体験した溶接・溶断作業や水力発電の改良作業、農業機械の学習、福祉体験、建築技術の習得などについて、流れやポイント、反省や感想を発表した。「プロの技を間近に見られてよかった」「物づくりの大変さを学んだ」「学んだことを生かしたい」など、それぞれが貴重な体験であったことを伝えた。
同研修は、課題研究の時間を使い週1回1年間かけて行った。今年7年目の取り組み。春原校長は「地域に貢献し地域に根ざし、継続・発展していきたい」と話していた。
マイバッグ全戸配布 池田町 ごみ減量の取り組み
 池田町は今週、レジ袋削減推進啓発事業として、レジカゴタイプのマイバッグを全戸に配布する。ごみ減量や環境問題に対するさらなる関心の高まりにつなげる考えだ。
 全戸に配布するマイバッグは、厚手のポリエチレン製で容量は30g、レジカゴに収まるサイズ。両面に「日本で最も美しい村」連合のロゴや町キャラクターの「てるみん、ふ〜みん」がそれぞれあしらわれている。
 同事業は昨年8月ころから準備を進め、県の元気づくり支援金を活用し実施、全戸分の約4000個を用意した。20日ころから自治会役員を通じて配布する。
早くも太公望ずらり 農具川で渓流釣り解禁
 県内各地で渓流釣りの解禁日を迎えた16日、大町市の北安中部漁業協同組合が管轄する農具川北部でも、約100人の太公望がずらりと並び、待ちかねたシーズンの到来に喜んで釣りを楽しんでいた。
 同漁協では解禁に併せ、スタッフが三日町地籍周辺の農具川でニジマス約300`を放流。近隣にとどまらず長野市や安曇野市などからも集まった釣り人たちは「待ってました」とばかりに、寒さも気にせず気に入ったポイントで釣糸をたらし、魚を釣り上げていた。

2013年2月17日(日)付