白馬「火祭り」にぎわう スキー100周年フィナーレ
 白馬村の八方尾根スキー場名木山ゲレンデ特設会場で16日、「八方尾根火祭り」(同実行委主催)が開かれた。ことしは白馬村にスキーが伝来して100周年の節目。日本から長野、そして白馬へと、同スキー場で一昨年から3年にわたり展開してきた、スキー伝来100周年記念事業のフィナーレを飾る多数の催しを実施。あいにくの吹雪だったが国内外からの多数の来場者が、祭りを楽しんだ。
 子どもたちはこれからのスキー100年に向けて力強い誓いの言葉を述べ、会場に設置された巨大おんべに点火。あかあかと燃え盛る炎が100周年を盛り上げた。白馬村の友好都市レッヒから招待された訪日団のアルプホルンの演奏が100年を祝うイベントに花を添えた。
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2月の一覧
「打ちたて、ゆでたて」に舌鼓 池田町滝沢 「由蔵グループ」がそば祭

 池田町滝沢地区の住民有志でつくる「由蔵グループ」(川上治作会長)はこのほど、恒例のそば祭を滝沢集落センターで開いた。会員が昨年秋に収穫し、熟成させたソバで「打ちたて、ゆでたて」を振る舞い、集まった関係者30人が舌鼓を打ちながら親睦を深めた。
「特殊詐欺」に注意 大北防連と大町署が啓発
 大北防犯協会連合会と大町警察署は15日、大町市常盤のJA大北常盤支所で防犯啓発活動を行った。大北地域でも「特殊詐欺」の被害者が発生する中、年金支給日に合わせ金融機関を訪れる住民に注意を呼びかけた。
最近の特殊詐欺は、投機や株の値上がり、名義貸しなどを持ち掛け、金を増やせるとうそをつき金品をだまし取る「もうかります詐欺」が相次いでいる。大町署管内でも年末から数件が相次ぎ、被害額が1000万円を超える事件もある。従来の振り込め詐欺の事例も根強い。
現金をゆうパックなどで送らせるなど手段が巧妙化し、金融機関窓口での瀬戸際作戦も限界があり、被害者にならないための一人ひとりの意識が問われている。
常盤地区防犯協会の防犯指導員や署員、事務局員ら10人余りが、来店者にチョコレート菓子を配り、「チョコっといい話には裏がある」などと注意を呼び掛けていた。
やしょうまで昔懐かしむ 小谷村「わさびの会」
 小谷村地域包括支援センターと、同村のNPO法人・安心生活支援「こごみ」が、村内の公民館を巡回する介護予防事業「わさびの会」は、今月の活動として、伝統食・やしょうま作りを行っている。毎回多数の高齢者が参加して、昔を懐かしんでいる。
 やしょうまは、お釈迦様の命日である涅槃会(ねはんえ)に供える、米の粉で作った郷土料理。同村では月遅れの3月15日に行う家庭が大半で、自宅でも楽しんでもらおうと企画した。春を先取りした椿の花模様のやしょうま作りに取り組んでいる。
うつ病体験談交え講話 大町市中央保健センター 松南病院の田中恒孝氏
 大町市はこのほど、同市中央保健センターで、松南病院田中恒孝名誉院長を講師に招き「私のうつ病体験〜自殺企図とその後の人生〜」と題した講演会を開いた。
 同市が平成22年度から5か年計画で策定している心の健康づくり推進計画の一環で、自殺防止ゲートキーパー養成講座2回目と、心の健康づくり講演会の同時開催となった。講座受講生のほか、約35人の一般聴講者らが来場。精神科の医師でもある田中さんの貴重な体験談を交えた講話を聞いた。
大町市ジュニア選手権大会 大回転競技で練習成果競う
 大町市スキークラブと大町市体育協会主催の第19回大町市ジュニア選手権大会が17日、爺ガ岳スキー場で開かれた。市内スクークラブに所属する小中学生約60人が出場し、大回転競技で、日頃の練習の成果を競い合った。
 かもしかコース上部の全長約700b、25旗門、高低差200bで1人1本のタイムレースで争った。
 選手たちは、最短距離で旗門を通過、高度な技術が必要とされる大回転競技に挑んでいった。

2013年2月19日(火)付