名人のわら細工♀wぶ 小谷村伊折で犬つぐら講座
 小谷村の伊折公民館を会場にこのほど、村女性の達人の技と知識を学ぶ体験プログラム「嫁修行」の第2シリーズの講座が開かれた。わら細工の「猫つぐら」を進化させた「犬つぐら」作りを実施。村内外から多数が参加して、昔ながらの名人の技に現代の工夫を加えたわら細工の楽しさを堪能した。
 手取り足取りのきめ細かな指導を受けながら、休憩時間も惜しんで黙々と製作。参加者は、素朴な自然素材が美しい作品に仕上がる面白さを体感していたようすだった。
ことしの活動や企画紹介 松川 ちひろ美3月1日開館
 松川村の安曇野ちひろ美術館は21日、3月1日のことしの開館を前に報道関係者を迎えた特別内見会を開いた。ことしの活動紹介、国内外の絵本作家による企画展「手から手へ展−絵本作家から子どもたちへ 3・11後のメッセージ−」や塩尻市で昨年秋に発見されたちひろの原画を初公開する「ちひろの軌跡展」など春の展覧会を解説、幅広い世代が楽しめる絵本文化のさらなる発信をアピールした。
フランス料理文化学ぶ 池田町公民館「みのり塾」
 池田町公民館主催の新池田学問所「みのり塾」の第7回が19日、同公民館で開かれた。会染でレストラン「ラトリエ・デ・サンス」を営むオーナーシェフの足立史樹さんを講師に、塾生約50人がフランス料理の文化について学んだ。
 足立さんはフランスのマルセイユに滞在していた経験を持つ。ヨーロッパの地図を広げ、地域ごとの食文化の違いやフランス料理の成り立ちなどについて話した。フランスになじみ深いタルトやシュークリームを紹介し、ショートケーキなどはフランスにはないという話に参加者は興味深げに聞き入っていた。
「しある」50号節目 質の高い詩とエッセイ集
 大町市を中心に県内の実力派詩人でつくる現代詩の同人「しあるの会」(丸山貞子代表)が定期発行する詩とエッセイ集「しある」が節目の50号を迎えた。同会の立ち上げに携わった一人で昨年9月に99歳で他界した北沢勝二氏を追悼する詩なども寄せ、大町を舞台に文学を通じて表現を探究し続けた先人を尊び、会のさらなる発展へ気持ちを新たにした。
 50号では9人の会員が、北沢氏への追悼と自身の感情など込めた言葉一つひとつを連ね、質の高い詩やエッセイを披露している。特別寄稿として、同市の伊藤早紀さんの作品も掲載した。
 同会は平成元年、県内で活躍する7人の詩人が中心となり立ち上げられた。研究会や発表会を重ね、年に2回、詩とエッセイ集「しある」を発行。定評ある詩人の会だ。
サークル活動まとめ発表 大町市 常盤公民館に展示
 大町市常盤公民館は18日から21日まで、同公民館で活動するサークルや団体の活動内容を広く知ってもらおうと、館内講堂で展示を行った。
 48の登録団体のうち、35団体が開催日時や内容を記載した紹介カードを展示した。水彩画や水墨画、生け花、わら細工などの作品や、スポーツサークル、ママサークルなどの活動をまとめた発表など、各サークルの特色が分かる展示が行われた。
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2月の一覧
雪恋まつりの雪像人気 白馬村「福よせ地蔵」隣に
 白馬村三日市場の「福よせ地蔵」の隣に、地元住民手作りの大きな雪像が作られ、人気を呼んでいる。見学するだけでなく、直接ふれて楽しんでもらえるよう、裏側には滑り台があり、家族連れや子どもたちが連日雪遊びを楽しむ憩いの場となっている。
 地蔵は東日本大震災の福幸(復興)へ願いを託し建立されたもので、観光客らが多く訪れる場所。雪像はテレビのマスコットキャラクターをモデルに、白馬雪恋まつりにあわせて制作された。

2013年2月22日(金)付