のびやかな歌声響く 池田小で合唱団コンサート

 池田町の池田小学校(中村豊校長)で20日、合唱団コンサートが開かれ、18人の団員が練習の成果を発表した。
 「一つ一つの曲に思いを込めて練習してきた。6年生はこれが最後の発表。悔いのないように歌いたい」とあいさつし、4年生から6年生の各学年の歌や「つる」「遙か」など8曲を披露した。
「村民号」春の河津町へ 白馬 姉妹都市30年記念に

 白馬村は19、20の両日、静岡県河津町との姉妹都市提携30周年を記念し、同町をバスで訪れる「村民号」を運行した。村民に姉妹都市の魅力を知ってもらい、さらなる交流につなげようと、全国に先駆けて開花するサクラの名所などを巡った。
 村によると、参加者は村民84人。大型バス2台で現地に到着すると、セレモニーが出迎え、町長らから手厚い歓迎を受けた。特産品のミカン狩りのほか、例年100万人が訪れるという「河津桜まつり」で、ピンクに色づいた2〜3分咲きの花を観賞し、雪国から一転した春の風景を楽しんだ。
巧みな技術 初の手芸展 松川村セピア 手仕事ニコニコクラブ
 松川村活性化施設・セピア安曇野を拠点に活動する手芸グループ「セピアの手仕事ニコニコクラブ」(滝沢光代表・会員8人)の初の作品展が26日まで、同施設1階で開かれている。同施設の有効活用や駅前のにぎわい、共通の特技である手芸を通じた交流など目的にことし1月に集まった仲間たち。セピアを会場にこれまで制作してきた編み物や洋服、パッチワーク、小物など、熟練の技を生かした手仕事作品の数々が並ぶ。
 古布など使った布ぞうり、針刺しなどの小物、手編みの洋服など、巧みな手芸技術そろう展示に、来場者が見入っていた。
福島の被災者80人招待 4月のさくらまつりに 大町温泉郷スマイル倶楽部
 大町市大町温泉郷の宿泊施設や「白馬おじさんバンド」などでつくる、「大町温泉郷スマイル倶楽部(中村豊代表)」は4月24、25日、第1回「さくらまつり」に併せ、東日本大震災や福島原発事故で被災した福島県飯舘村から故郷を離れ仮設住宅に入居している被災者80人を温泉郷に無料で招く「スマイルアゲイン」事業を行う。同時に「スマイルデープラン」を設定し、被災者と観光客、市民が触れ合う場をつくり、笑顔を取り戻してやりたいと参加を呼び掛ける。
 被災地で支援活動を続けている、歌手で大町温泉郷観光親善大使の普天間かおりさんからの呼びかけで実現。同地域では10年ほど前、三宅島噴火の避難者を招いた経験もあり、今回は温泉郷の全宿泊施設や商業施設、音楽イベントの実行委らが協力し、支援体制を整えている。
スキー客歓迎 トトロ雪像 大町 砂防工事事務所脇に
 大町市平鹿島の県道白馬岳大町線沿いに、巨大な「トトロ」の雪像が登場した。県道を鹿島槍スキー場方面へ自動車で走ってくると小さな耳が見え、やがて高さ5bほどの全身が見えてくる。スキー場に向かう観光客らが足を止め、出来栄えに驚いているようだ。
 現場は、近くの鹿島川で松本砂防事務所発注の砂防工事に取り組む、北陽建設の現場事務所のわき。現場の作業員たちが、観光地の道路を通る人たちを歓迎するため、子どもたちにも親しみやすい題材の雪像でアピールし、砂防工事に関心を持ってもらおうと制作。重機で雪を積み上げ、4日間をかけて細かい模様を彫り上げた力作だ。
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2月の一覧

2013年2月23日(土)付


記録会で練習成果発揮 小谷小 スキー学習まとめに

 小谷村の小谷小学校(三ツ井仁校長)はこのほど、同村栂池高原前山スキー場でスキー学習のまとめとなる「クロスカントリースキー記録会」を行った。3年生以上の児童が参加して、数々の公式大会が開催されている本格的なコースで日ごろの練習の成果を試した。
 保護者が早朝から児童のために整備したコースで競技を実施。3、4年生が1・5`、5、6年生が3`を15秒ごとにスタートしてタイムを競った。