地域社会人生≠フ声聞く 白馬高1年 進路考える機会に

 白馬村の白馬高校で20日、1年生の総合的学習の一環として「地域で働く人の話を聞く」と題した授業が行われた。白馬や近隣市町村で活躍するさまざまな業種の企業から実体験に即した仕事のようすや生き方を聞くことで、生徒の視野を広げ進路を考える機会にと、毎年実施。
手作りソリ激走 中綱ゲレンデで初大会 大町JC
 大町青年会議所(JC・坂中忍理事長)は23日、市内の鹿島槍スポーツヴィレッジ中綱ゲレンデで「そりコンin大町〜雪山を駆けろ! 手作りそりコンテスト〜」を開いた。
同JCが冬の大町の魅力に着目、大人と子どもが一緒に体験し、楽しさを発信しようと初めて開催したイベント。「普段はスキー場に来ない人にも雰囲気を肌で感じてもらい、再び足を運ぶきっかけになればうれしい」と坂中理事長。
当日は市内外から12チームが参加。トラックや飛行機、アニメのキャラクターなど工夫を凝らした手作りソリでゲレンデの特設コースを激走、アイデア、出来栄え、パフォーマンスとスピードで順位を競った。
大町西小の学校展 ギャラリーい〜ずらで

 大町市仁科町のギャラリー・い〜ずらで開いている市内学校展は、25日まで大町西小学校。絵や工作、版画のほか、木彫に挑戦しオルゴールの木箱の作品や、陶芸でマグカップを作るなど実用的なものが目を引く。
歌通し交流と健康 大町市老連カラオケ発表会
 大町市老人クラブ連合会はこのほど、カラオケ発表会を総合福祉センターで開いた。歌を通して交流を深め、健康増進につなげようと例年開いている行事に、多くのお年寄りが楽しい時間を過ごした。
各単位クラブやカラオケ教室などに参加する約50人が、演歌の名曲の数々を披露。自慢の歌声を響かせた。マヒナスターズの歌うご当地ソング「信濃恋歌」を全員で合唱した。参加者に加え、家族や地域の仲間たちなど約110人で埋まった客席から、声援が送られていた。
発表会は生きがいづくりと発声による健康増進をめざし、15年ほど前から毎年開催。審査はせず楽しく歌って楽しむことをモットーに、年々参加者や来場者が増え、交流の場としてにぎわってきた。
池田小2年生が授業で 育てた大豆で豆腐作り
 池田町の池田小学校2年生31人が生活科の授業で、町の農村いきいきネットワークのグループ員を講師に、自分たちが育てた大豆を使って豆腐作りを行った。
大豆と水を混ぜ合わせたものをゆっくりと火にかけ、さらしでこして豆乳とおからに分けた。子どもたちは、鍋の中をかき混ぜたり、お玉ですくったりしながら、「おもしろい」「うまくできた」と出来上がりを楽しみにしていた。豆乳ににがりを入れて固まっていく様子を興味深そうに観察していた。
同ネットワーク代表の内山伸子さんは「生きる源である食の大切さ、手作りの大切さを学んでほしい」と話していた。
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2月の一覧
地域の伝統工芸学ぶ 常盤公民館で猫つぐら作り
 大町市常盤公民館は21日、館内講堂でわら細工講座を開いた。生涯学習の一環として毎年行われているもので、今年は5回の講習を通して人気の猫つぐら≠作る。猫つぐらは、わらを編んで作る伝統工芸品のひとつで、猫などの小動物の小部屋として使われるもの。須沼つぐら部会のメンバー8人を講師に、20人の受講者らが、ベースとなる円座の編み方を学び、応用編となるつぐらの形に仕上げる。
 受講者らは4人ずつ5つのグループに分かれて円になり、それぞれの講師に習って、わらと格闘していた。2回目の講習日となった当日は、円座の形から、つぐらの形状にするための立ち上がり部分を編んだ。受講者らは「力がいる」などと話しながら、和気あいあいと作業していた。

2013年2月24日(日)付