滑りや温泉で交流 小谷 中土スキー会
 小谷村中土地区で23日、恒例の「中土スキー会」が開かれた。積雪で楽しみが少なくなるこの時期、地域住民の交流と体力づくりを目的に実施。中土の在住者はもとより、親族や知人、山村留学OB、中土ファンなど、中土にゆかりのある人ならば誰でも広く参加を呼びかけた。
 コルチナ国際スキー場の全面協力により、スキー場で温泉入浴・昼食・スキーが格安で楽しめるとあって、乳児から中高年まで、幅広い世代が参加。スキーを楽しみたい人、温泉を楽しみたい人と、思い思いのグループに分かれ、日曜日の一日を満喫した。スキー大会ではポールを立てて本格的な競技コースを作り、タイムレースなども行われて盛り上がった。
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2月の一覧
周囲の熱意で初個展 池田の斉藤さん遺作展 信濃松川美術館
 安曇野の四季を中心に20年以上にわたり絵に親しみ、平成22年に85歳で亡くなった池田町会染渋田見の斉藤智雄さんの遺作展が26日から、松川村の信濃松川美術館(榛葉志づ子館長)で始まった。
 各種展覧会で入選するなど画家として注目されていた斉藤さん。個展の誘いも多くあったが、謙虚な性格から拒み続けこの世を去ってしまった。「このまま埋もれさせるわけにはいかない」という周囲の熱意が結集し遺作展という形だが初めての個展が実現した。
おおまぴょん菓子登場 田中屋のふんわりカスタード
 大町市の菓子観光土産品製造卸・田中屋(曽根原光重社長)はこのほど、「おおまぴょんのふんわりカスタード」8個入り箱を発売した。大町市キャラクター「おおまぴょん」が描かれたパッケージデザインも話題。
「おおまぴょんのふんわりカスタード」は、しっとり感のあるカステラに、風味豊かなカスタードクリームを詰め、「おおまぴょん」の焼き印を押した菓子。5個入り袋を今月11日の大町あめ市に併せて発売、リピーターも増えている好評の中で8個入り箱が登場した。包装紙には大町市からデザイン使用の承認を得て、羽を付けて空に浮かぶ「おおまぴょん」が描かれている。
道路や河川の愛護活動 大町建設事務所 4団体に知事感謝状伝達
 大町建設事務所は22日、道路や河川の愛護活動に対する県知事感謝状を、管内の受賞者に伝達した。長年にわたる地域ぐるみの環境整備が認められ、大町市と小谷村の4団体が選ばれた。
 大町市から、いずれも常盤地区で県道あづみ野公園大町線の美化活動に取り組む、「アクセス街道美化協議会」と「須沼おきな草の里づくりの会」、「仲よし村夢街道花いっぱいの会」の3団体、小谷村から村内県道沿いの草刈りや花による景観づくりなどに取り組む「土谷水仙会」が受賞した。
 表彰は道路の維持や環境整備、河川の保全や美化など、顕著な功績があった団体を表彰するもの。ことしは19団体が受賞した。
自己のスキー習熟度は 白馬南小 裏山進級テスト
 白馬村の白馬南小学校(望月千惠子校長、児童125人)は22日、白馬村スキー発祥の地の、同校の裏山の手作りゲレンデで「裏山進級テスト」を行った。
 白馬村はことしでスキー伝来100周年。同村のスキーの歴史は1913年、神城小学校(現白馬南小)の丸山新一郎校長が、学校の裏山で子どもたちに滑って見せたのが始まり。
 同校ではこの裏山をスキー発祥の地として学校所有のスキー場とし、保護者やスキー関係者の全面協力のもと、長年にわたりジャンプやアルペンなどさまざまなスキー学習を行っている。

 進級テストは同校が独自に定めた1級から10級までの技能級。児童のスキー学習の習熟度を総合的評価するもの。斜面のカニ歩きから基礎技術の取得状況、目標タイムでの滑走のほか、マナーのチェックまで、試験項目は多岐にわたっている。児童はそれぞれの目標級の合格めざし、気合の入った滑りを披露していた。

2013年2月27日(水)付