地域福祉に役立てて 白馬中生 村内2施設寄付
 白馬中学校生徒会はこのほど、資源回収で得た収益の一部を村内の高齢者福祉施設2施設に寄付した。地域への感謝を込め、福祉の向上に役立てようと、特別養護老人ホーム・白嶺と介護老人保健施設・白馬メディアにそれぞれ、2万円ずつを贈った。
同校では昨年9月、生徒会事業の一環で資源回収を行い、生徒が地域住民に協力を求めて、アルミ缶や瓶などを集めた。収益金約17万円のうち、総合発表会と生徒会事業の運営費に13万円を使い、4万円をボランティアや職場体験などで交流がある福祉施設への寄付に充てた。
春の訪れ コマ打ちに汗 小谷村 里山で育てる原木キノコ
 小谷村では雪解けが進み、本格的な農作業シーズンに先がけて、原木キノコのコマ打ち作業が始まっている。
 原木キノコは「奥山で採る、から里山で育てる」をキーワードに、自然味にあふれたキノコの里づくりに力を入れている村で積極的に取り組まれている。半年から1年、自然とほぼ同じ状態で栽培されたナメコは、肉厚で味・香り・歯ごたえとも天然ものにひけをとらないおいしさという。
 栽培農家も年々増え、多いところでは数万本の原木に数万から数十万個の種ゴマを打つ人もあるという。この時期に村内全域で行われているコマ打ち作業は、同村に春の訪れを告げる風物詩となっている。
 住民らは「暖かいと仕事がはかどる。収穫が楽しみ」と、作業に汗を流していた。
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3月の一覧
食卓に春の風を 大町市児童センター フラワーアレンジ講習会
 大町市児童センター(若林きみ子所長)はこのほど、食卓に春の風を届けたいと、施設内の創作活動ルームで、スイートピーやコデマリ、ミニバラなどの生花を使った春のテーブルフラワーアレンジ講習会を開いた。
 サン・アルプス大町で月に2度、フラワーサークル花祭りの講師を務める猪又あきこさんの指導で、約20人の女性たちが、花の甘い香りがかすかに漂う中、心躍るひと時を過ごした。ミニバラ、デンファレ、スイートピー、カーネーションなどは、複数色用意され、受講生らは「どの色がいい?」「ピンクもすてき」などと目を輝かせながら、思い思いにアレンジを楽しんでいた。
手作り料理で打ち上げ 松川村 団塊倶楽部が反省会
 松川村団塊倶楽部の反省会および企画会・打ち上げパーティーが9日、すずの音ホールで行われた。30人の部員が参加し、本年度の反省と来年度計画を話し合った。
行政と地域を結ぶ役割を担うことや男女共同参画推進とボランティア活動に関する講座の実施などに向けて確認した。生涯学習インストラクターの中牧美郎さんの手ほどきで作った冷製のコンソメゼリー、ハンバーグ、フルーツアラモードなどのパーティー料理を楽しんだ。
同倶楽部は男女共同参画推進セミナーとして、8年前に始まった。「楽しく前向きに」をモットーに、メンバーの特技を生かし地域と交わりながら各教室やセミナーなどを実施している。
気軽に楽しむ「ボッチャ」体験 大町市社協 ボランティアリーダー研修会
 大町市社会福祉協議会はこのほど、大町公民館分室でボランティアリーダー研修会を開いた。市社協に登録する団体や小地域福祉ネットワークの約60人が、社協職員やインストラクターから手遊びや体操などを習った。
 ヨーロッパ発祥のパラリンピック公式種目としても採用されているボッチャを体験。ボッチャはジャックボールと呼ばれる白いボールをコート内へ投じ、チームごとに赤、青のボールをジャックボールに近づけたほうが勝者となる競技。参加者らは頭脳的なスポーツに夢中になり盛り上がっていた。
100回記念で24日公開収録 大町市営CATV 「きらり☆ステーション」
 大町市営ケーブルテレビの自主放送番組「きらり☆STATION(ステーション)」が放送開始から100回を迎える。節目を記念し、スタジオを飛び出して初の公開収録を24日午後1時半から、ザ・ビッグ信濃大町店休憩スペースで開く。ミニライブや抽選会などのイベントを企画し、多くの来場を呼び掛けている。観覧無料。
公開収録では通常のコーナーに加え、新商品のおおまぴょんのぬいぐるみなどの景品が当たる抽選会を開く。市のキャラクター「おおまぴょん」に加え、くろよん50周年記念キャラクター「くろにょん」も初登場する。
エンディングテーマ「Lens」を歌うRay of Light(徳永祥子さん)のミニライブも行われる。

2013年3月14日(木)付