小谷保育園 食育の日給食 作った寒干し大根味わう 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)は13日、本年度最後の食育の日給食を実施した。1月に年中園児が地域のお年寄りと作った寒干し大根を使った料理や伝統食を提供し、昔ながらの地域の食文化にふれた。 給食のメニューは「寒干し大根の煮物」。子どもたちにも親しみやすく食べやすい味付けにして提供された。自分たちで野菜を栽培・収穫・保存食作りという一連の工程を体験した年長園児は、園の軒先で日ごとにあめ色に変わっていく寒干し大根をひときわ熱心に観察していたという。寒干し大根の料理に感動し「すごくおいしくなってる」と味わっていた。 年長園児の卒園を祝い、赤飯も提供された。給食に先がけて行われた食育講話では、保育士が寸劇で赤飯の食材のもち米とうるち米、小豆と黒豆の違いや祝い事の意味を説明。ふだんと違う給食に、年長園児との別れの近さを感じていたようすだった。 |
思い出胸に巣立ち 池田小と会染小で卒業式 池田町の池田小学校(中村豊校長)と会染小学校(中島洋子校長)で16日、大北地域の小学校のトップを切って、卒業式が行われた。池田小では、真新しい中学校の制服に身を包んだ卒業生45人(男子22人、女子23人)が、6年間の思い出を振り返りながら、学びやを巣立った。 卒業生は在校生や教職員らが見守るなか、壇上で1人ひとり卒業証書を受け取り、保護者席まで歩み寄って一礼。「今日まで私たちを育て、温かく見守ってくれてありがとう。池田小学校の卒業生として誇りを胸に、思いやりの心、夢に向かって進む意思を大切に、がんばります」と小学校との別れを述べた。 中村校長は「中学生になっても、かけがえのない友達を思い、夢の実現に向けて、何度も挑戦し、七転び八起きの精神でがんばって」と送りだした。 |
手話発表松川ボラ教室閉講 年間を通じて福祉活動に取り組んできた、松川村の「小学生ボランティア教室」は16日、閉講式を松川村福祉プラザゆうあい館で開いた。1年間学んできた手話の成果を発表し、修了証を受けた。 子どもたちは「友達」をテーマに、自己紹介や、「友達が大切、たくさん遊びたい」など友人への思いを手話を使いながら発表。講師の村内の手話通訳者・熊井章子さんは「人を思いやる気持ちを続けてもらいたい」と話していた。本年度の教室には村内の小学2年生から中学生まで15人が参加。ゆうあい祭りでは、「負けないで」歌と手話を組み合わせた発表で、村民に披露した。 |
松川響岳太鼓 全国控え公開リハーサル 一糸乱れぬ演奏響く 松川村の信濃国松川響岳太鼓は16日、全国大会出場を控えた子ども会による、公開リハーサルを大町市文化会館で開いた。一糸乱れぬ演奏で迫力ある音色を会場に響かせ、順調な仕上がり具合をアピールした。 子ども会は村内外の小学3年生から高校2年生まで22人が所属。昨年8月の県予選で優勝し、2年ぶり8回目の全国出場を決めた。24日午後10時から石川県金沢市の金沢歌劇座で行われる、第15回「日本太鼓ジュニアコンクール」で、国内外の約50チームと競う。 |
親子でおやつ作り楽しむ 小谷村の子育て支援センター 小谷村の子育て支援センターが開設している未就園児の交流の場「にこにこ広場」でこのほど、本年度最後の親子クッキングが行われた。手作りおやつ作りの体験を通して、食への関心と親子のスキンシップを深めようと企画。参加親子らがおやつ作りを楽しんだ。 |
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2013年3月17日(日)付