アルペンでJr五輪出場 小谷ジュニアスキークラブの7人
 小谷村のジュニアスキークラブに所属する7人の小中学生が、今月末北海道で開催される「2013ジュニアオリンピック」アルペンスキー競技へ県代表、各出身県の代表選手として出場が決まった。
 同クラブからこれだけ多くの選手が出場するのは初めての快挙という。選手たちは「応援してくれた家族や村の支援のおかげ。自分の持てる力を発揮してがんばってきます」と意気込みを語っている。
 ジュニアオリンピックは、国内オリンピック委員会が将来のオリンピック選手育成を目的として行う、若年層向けスポーツ競技大会。選手にとって一流選手への登竜門的存在で、この大会からオリンピックや世界選手権などで活躍するトップ選手を多く輩出している。
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3月の一覧
幅広い音楽で観客魅了 「バンド祭り」に実力派6組 松川
松川村軽音楽クラブと村公民館は16日、村内外のアマチュアバンドによるコンサート「バンド祭り」を村すずの音ホールで開いた。実力派6組が出演し、フォークやロック、オールディーズなど幅広い音楽で、来場者を魅了した。
イベントは音楽を通じてすずの音ホールの有効活用を図ろうと始まり、昨年に引き続き2回目。ことしはバンド同士の横のつながりに加え、回覧板などを通じて広く住民に出演者を募集した。
ステージではバンドメンバーがライトを浴びながらギターやドラムの音色を響かせ、人気歌手のカバー曲を楽しむ若者や、懐かしの曲に青春時代を思い起こす中高年者ら、多くの来場者を楽しませていた。
10本命中「いい年に」 穂高神社 一年の平穏願い「奉射祭」
安曇野市の穂高神社(小林弘起宮司)で17日、五穀豊穣を願う春の伝統行事「奉射(おびしゃ)祭」が開かれた。えぼしとはかま姿の神職たちが次々と弓で的を射た。詰めかけた参拝者が一年の平穏を願って、縁起物の矢めがけて殺到していた。
 同神社によると、祭典は市無形民俗文化財に指定され、暦にちなんだ12本の矢で的を射て、一年の吉凶を占うという。ことしは例年を上回る10本が命中した。
 矢を放った権宮司の等々力良勝さんは「10本は上々。ことしは景気が上向き、いい年になるのでは」と話した。
春感じる優しい音色 大町市 女性未来館ピュアでコンサート
 大町市平公民館・女性未来館ピュアは16日、館内講堂で、ピュアコンサート2013−春風にのせてを開いた。約80人が、春風を感じさせる優しい音色に、心あたたまるひとときを過ごした。
 近隣のアーティストの音楽を、地域の人に聞いてもらおうと毎年行われているもので、今年はギターと歌、語りの音楽ユニット・香格里拉(シャングリラ)の野俣俊隆さんと、矢口佳子さん、マンドリン奏者の折井清純さんを招いた。
 中国の民話「錦の中の仙女」の朗読では、心引き込まれる語り口調と、やさしい歌声、ギターによって繰り広げられる物語の世界に、参加者は時を忘れて聞き入っていた。
思い出の学びやに別れ 大町西小で卒業式
 大町市内のほとんどの小学校で18日、卒業式が行われ、卒業生は、6年間通った思い出の学びやに別れを告げた。
 市立大町西小学校では、中学の制服に身を包んだ男子28人、女子24人の卒業生が、保護者や教諭らに見守られ、幅下守校長から一人ひとり卒業証書を受け取った。卒業生は、保護者席まで歩み寄ると、証書を高々と掲げ、これまで育ててくれた保護者らに深々とお辞儀をしていた。子どもたちの記念の式典をカメラなどに収め、立派に育った姿に涙ぐむ母親や父親も見られた。
 幅下校長は、卒業生への、はなむけの言葉として「自分は自分の主人公、より良い自分にするために、心のスイッチを入れ、世界でひとりだけのすばらしい自分をつくって」と語りかけた。

2013年3月19日(火)付


白馬の大自然を走る 初企画スノーシュートレイルラン

 白馬村のスキー伝来100周年と、スキー技術の日本一を決定する「全日本技術選選手権大会50周年」の節目を記念し、白馬村八方尾根スキー場で16、17の両日、さまざまなイベントが開かれた。16日は山や大自然の登山道や林道(トレイル)を走るトレイルランとスノーシューを組み合わせた、初企画の「第1回白馬スノーシュートレイルラン」が行われた。アウトドア愛好家約40人が参加して、白銀のフィールドを駆け抜けた=写真。