2013年３月26日付

50周年に「黒部ダムカレー」　４月16日からココイチ県内限定
　大町市のご当地カレー・「黒部ダムカレー」とタイアップし、全国で展開するカレーチェーン・ＣＯＣＯ壱番屋で「ココイチの黒部ダムカレー」が提供される。アルペンルート開通に合わせ４月16日から、県内限定メニューとして、県内18店舗で提供する。
ライスは黒部ダムのウイングの形を忠実に表現し、ルーは同店主力のポークカレーに、遊覧船ガルベに見立てたポテトを浮かべた。クリームコロッケ、ハンバーグ、ソーセージ、サラダを具に添えて、多くの人に長く親しみ食べてもらえるものを目指した。
市内ダムカレー参加店でつくる黒部ダムカレー.comとの、フェイスブックでのつながりがきっかけ。昨年の「信濃大町カレーストリート」への参加などの縁で実現した。

おおまぴょん立体マスコット　田中屋がグッズ３種新発売
　大町市の菓子観光土産品製造卸・田中屋（曽根原光重社長）は、大町市キャラクター「おおまぴょん」の立体マスコットを製作。３種類のグッズをこのほど同時発売した。
グッズは①おおまぴょんストラップ、②おおまぴょん根付（ねつけ）と、③おおまぴょんマスコットボールペン＝写真･下。①②はヒモの部分、③はペン本体にピンクとブルーの２色があり、①②各３７０円、③４２０円。②は小さな鈴付き、③はペン本体におおまぴょんがプリントされている。
同社はおおまぴょんの焼き印を押した菓子「おおまぴょんのふんわりカスタード」を２月から販売し好評。購入客らからストラップなどのグッズを待ち望む声が多く寄せられる中、製作に約４か月を費やして立体マスコットが完成した。

スタジオ飛び出し公開収録
大町市営ケーブルテレビ　きらり☆STATION100回記念
　大町市営ケーブルテレビは24日、自主放送の週刊情報番組「きらり☆ＳＴＡＴＩＯＮ（ステーション）」の公開収録をザ・ビッグ信濃大町店特設会場で開いた。放送開始から１００回の節目を記念し、さらに親しまれる番組を目指してスタジオを飛び出し、市民とともにつくる番組収録を初めて実施した。
　番組ＭＣの佐藤栄見子アナウンサーやきらり調査隊リポーターの宮代香織さんらが登場。会場を訪れた約50人の市民を前に、お知らせやニュースを収録した。エンディングテーマ曲｢Ｌｅｎｓ｣を歌うＲａｙ　ｏｆ　Ｌｉｇｈｔの徳永祥子さんをゲストに、トークとミニライブも行った。
市のキャラクター「おおまぴょん」と並び、黒部ダム「くろにょん」が大町に初登場。おおまぴょんのぬいぐるみなどが当たる抽選会を行い、盛況だった。

思い出の園舎に感謝　池田町北保育園　統合前最後の卒園式
　南保育園との統合により本年度で閉園となる池田町北保育園（宮島雪江園長）で25日、最後の卒園式が行われた。保護者や保育士、町関係者らは、同園最後の卒園児となる37人の巣立ちを感慨深げに見守り、幕を閉じることとなった園舎に感謝した。
卒園児たちは、大きな返事で保育証書を受け取り「サッカー選手になる」「アイスクリーム屋さんになりたい」などと将来の夢を発表した。堂々としたわが子の姿に保護者らからは大きな拍手があがっていた。
　同園は昭和38年池田保育所として開所、
56年に北保育園として改築した。南保育園とともに老朽化が進んでいたことから、南保育園跡に建設した統合保育園で４月から新たなスタートを切る。

新入生の通学安全祈る　有明山社でランドセル清払式　松川村

　松川村の有明山社（平林秀文宮司）で24日、ランドセルの清払(きよめはらい)式が開かれた。ランドセルや通園かばんを神事で清め、新入学・新入園を迎える子どもたちを祝い安全と学業成就を祈願した。
村内や大町市などから、新たに１年生や幼稚園児となる子どもたちや保護者十数組が参加。鈴の音でランドセルを清め、玉ぐしをささげ、交通安全や心身の健康を祈願した。ランドセルを模した鈴のついたお守りを受け取った。

美麻小中生ら〝お手伝いし隊〟　がんばりやさんクッキー教室
　大町市美麻公民館と同地区社会福祉協議会、子ども会育成協議会は22日、総合福祉センター梨嶺で、春休みお手伝いし隊・がんばりやさんのクッキー教室～ミニあそびりのおばあさんたちと交流～を開いた。
　“お手伝いし隊”は、子どもたちにさまざまな体験や経験を楽しみながら、地域の役に立つボランティアにも参加してもらおうと、毎年夏休みと春休みに行われているもので、今春は４日間のプログラムを計画。
　初日は、同市名店街の共同作業所がんばりやさん（ＮＰＯ法人北アルプスの風）のスタッフら６人を講師に、美麻地区の15人の小中学生がクッキー作りを習い、出来上がったクッキーを当日体操教室に来ていた高齢者らにプレゼントした。