白馬 100年記念し大会 スキー楽しみ村民交流
 白馬村スキークラブ(太谷陽一会長)は3月31日、初企画の「村スキー伝来100周年記念村長杯争奪・第1回白馬村民スキー大会」を白馬五竜スキー場正面ゲレンデを会場に開いた。村民自身がスキーを楽しむことで、低迷するスキー産業の底辺拡大をめざし、村民の交流と体力づくりを目的に実施。
 村民はもとより、村で就労している人やその家族も含め、広く参加を呼びかけた。120人余という幅広い世代のエントリーがあり、個人レースと団体戦で熱戦を繰り広げた。
雪解けザゼンソウ開花 白馬村飯森で
 白馬村飯森の「白馬ざぜんそう園」で、ザゼンソウの開花が始まった。雪解け後の湿地にザゼンソウが次々と顔をのぞかせている。
 ザゼンソウはサトイモ科の多年草。花茎を包む仏炎苞が、けさをかぶって座禅を組んでいる僧侶に似ていることからこの名が付けられたという。
 同園はザゼンソウの群生地として知られているが、数年前に冬眠前のクマが花芽を食べたことによる食害で、花の数が激減。2年前までは花の時期に合わせて地元住民あげて祭りを開いていたが、昨年からは園内整備・保全活動のみにとどめている。
 現在は数は少なめながら、ザゼンソウが群生する場所も確認できる。
池田 花見ホタルの里づくりの会 「元気に育って」幼虫放流
池田町会染花見地区の「花見ホタルの里づくりの会」は30日、会員たちが育てたホタルの幼虫を、区内の「ほたる水路」に放した。小学生や保護者ら区民も参加し、約500匹を放流、光がにぎやかに乱舞する光景を願った。
ホタルは会員たちが昨年、成虫が水路周辺で産んだ卵を採集、地区の倉庫でふ化させたのち、えさとなるカワニナとともに水槽内で、約7か月間育てたもの。昨年の猛暑の影響で、ことしは放流できるまで大きくなった幼虫が、例年と比べ少ないという。
サクラ開花前に美化活動 池田町 陸郷登波離橋愛護会が作業
 池田町のサクラの名所のひとつ陸郷「桜仙峡」の周辺住民でつくる陸郷登波離橋愛護会(藤松守会長)は、開花を間近に控えた31日、周辺の美化活動を行った。観光客を気持ち良く迎えたいと、登波離橋防護柵の清掃や落ち葉拾いなど同会メンバー十数人が参加し汗を流した。
 開花に併せ例年行っている同会美化活動。ことしは、巳(み)年ということもあり、二つの頭を持つヘビが現れるという伝説の残る登波離橋の清掃を念入りに行った。高圧洗浄機で吹きつけながらタオルやブラシで防護柵を磨き、かつての鮮やかな赤を復活させた。
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4月の一覧
楽しく花のモチーフ作り 大町市 いをり会で講習

 地域の文化交流を主とした仲間づくりの会、いをり会(猿田久子会長)は3月31日、大町市神栄町小林畳店内にある雑貨販売、おもしろ館北安曇野いをりで、アクリルヤーンを使って花のモチーフを作る講習会を開いた。いをり会の会員や、一般参加者ら約10人がカラフルなアクリルヤーンで、思い思いの花を作り、ブローチやループタイ、タペストリーなどに仕上げた。
冬の野外活動体感 小谷村 ふるさと再発見自然体験教室

 小谷村の栂池体験学習旅行協議会はこのほど、地元の小中学生を対象とした「ふるさと再発見自然体験教室・冬編」(横澤かつ子会長)を開いた。地域のさまざまな分野で活躍する名人・達人を講師に、ふるさとの素晴らしさを体感してもらい、知的好奇心や感性・創造力をはぐくんでもらう企画。安曇野・大町・小谷・白馬などから約30人が参加。1泊2日のコースで栂池の雪の中での野外活動を存分に体感した。

2013年4月2日(火)付