刺激ある内容で元気に 小谷「わさびの会」スタート
 小谷村地域包括支援センターと、同村のNPO法人・安心生活支援「こごみ」による介護予防事業「わさびの会」が4月からスタートした。介護を必要としない生活を送れるように、身体機能の維持・頭の体操・他者とのコミュニケーションを中心に介護予防を行う事業。関係者は「わさびのように、人生にツーンと刺激のある、盛りだくさんの内容で1年を過ごしたい」と話している。
 同村の介護予防運動士・矢口直子さんが、日常生活の中で手軽にできる運動を指導した。「時には利き腕でない方を使うのが大切」と話し、指先を動かしたり、手足のマッサージなど簡単ながら継続できる運動を紹介。参加者は自分のペースに合わせて心地よい汗を流していた。
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4月の一覧
「全国目標に」活躍誓う 松川スポ少入団式
 松川村スポーツ少年団(本部長=平林明人村長)の平成25年度入団式が9日、松川小学校体育館で開かれた。新入団員約20人を加えた総勢100人の団員が集まり、「スポーツの喜びを学び、友情と協力を大切にします」など団員網領の唱和に声をそろえ、ことし1年間の活躍を誓った。
 同少年団は柔道、剣道、サッカー、バレーボール、空手の5競技からなり、40年以上の歴史を持つ。村内の小学生から高校生までが所属している。
 サッカーチーム「ボニートンJr」の主将・馬渕延夫さん(松川小6年)らは「全国出場が目標。目の前の試合に全力で臨み一つでも上位を目指す」と抱負を語る。
桜の魅力表現 作品一堂 池田 北ア展望美術館で展示
 北アルプス展望美術館(池田町立美術館)で「日本の美 桜さくら展」が5月19日まで開かれている。絵画や写真、漆器、陶器、木工芸、キルトなどさまざまな手法で、桜をモチーフにした34人の作家による作品約50点を展示。
 樹齢1500年のエドヒガンザクラの大樹を7b余りのびょうぶに金箔(きんぱく)、銀箔を施し、鉱石を砕いた岩絵の具で雄大で華やかに描いた「金青の海面(淡墨桜)」(木村圭吾作)は、美術館ならではの圧巻の作品。しだれ桜や夜桜、臥龍(がりゅう)桜などを描いた幻想的で生命力あふれる作品や、さくら材を使った椅子や弦楽器ライアーなど触って楽しめる作品もある。
 来館者は作品の前で息をのみ、桜の魅力に圧倒されていた。
白馬彩る春の花 写真に 長野銀行で塩島さん展示

 長野銀行白馬支店は、白馬村塩島の塩島千典さんの写真展「花幻想」を開いている。地元銀行として、さまざまな地域貢献活動を展開している同行の、2か月に一度の年金振込日に実施している「年金サービスデー」にあわせた活動の一環。撮影テクニックを駆使し、花をより美しく幻想的に仕上げた作品が、来店者の目をひきつけている。
乾燥期の林野火災防止 北安地事所や北ア広域消防 広報パレードで呼びかけ

 春の山火事予防運動期間中の10日、大北地域で北安曇 地方事務所や北アルプス広域消防本部などの車両による、広報パレードが行われた。乾燥期の林野火災防止を図ろうと、森林内でのたき火やたばこの投げ捨てなどの防止を呼び掛けた。
 運動は3月から5月まで、「山の火事もとは小さな火種から」を標語に全国で展開。4、5の両月を重点予防期間として、関係機関が山火事防止の啓発活動を強化している。

2013年4月11日(木)付