地域で交通安全活動 大町地区少年団に新団員 春の全国交通安全運動に合わせ、大町地区交通安全少年団(団長=中村博郎大町地区交通安全協会長)は13日、本年度の入団式を大町署で開いた。旧市内小学校の児童でつくる団員が、地域での交通安全活動に力を注ぐ。 ことしは新たに9人が入団し、46人で事故防止啓発やレクなどの活動に取り組む。入団式で新入団員に団員証が手渡された。団員はベレー帽に緑色の団員服に身を包み、国道147号線の上橋退避所で街頭交通指導を実施。子どもたちは道を通る運転手に笑顔でチラシなどを手渡し、安全運転を呼び掛けていた。 交通少年団は大町地区交通安全協会の下部組織として、旧市内4小学校の4年生から6年生の児童で編成。交通安全に関心が高く、大人になってもルールとマナーを守る立派な「交通社会人」になれる子どもを育成を目指し、平成4年から活動を続けている。 |
まもなく見ごろ 松川有明山社のサクラ 松川村有明山社参道のサクラがまもなく見ごろを迎える。ちょうちんやライトアップ機能の設置など、有明山社総代経験者でつくる観桜会(榛葉嘉郎会長)メンバーによる花見客を迎え入れる体制も整った。 参道脇に並ぶ樹齢80年とも言われる約100本のソメイヨシノ。戦後まもなく観桜会が立ち上がり、幼木の植栽や消毒、施肥など保全管理を続けている。 ことしのサクラは週明けにかけて見ごろを迎えるといい、同会は観光客をはじめ多くの入り込みに期待を寄せている。 |
学校生活の楽しさ知る 大町西小 1年生を迎える会 市立大町西小学校は11日、同校体育館で1年生を迎える会を開いた。金管バンドの演奏で、6年生に手を引かれ入場する新1年生を、上級生や教諭が温かい拍手で迎えていた。 上級生らは、学校生活の楽しさを知ってもらう出し物を、学年ごとに用意し、披露した。遠足や、雪国体験を紹介した2年生、運動会の玉入れや、上級生の組み体操を再現した3年生に、会場から大きな拍手がわいた。 |
市民の協力に感謝 大町 消防団女性委が栄村に寄付 大町市消防団の女性委員会(所属17人)は、長野県北部地震で被災した栄村に、同村の特産品を販売するなどして集めた6万3357円を寄付した。このほど、栄村から礼状が届き、メンバーたちは達成感とともに、協力した市民へ感謝を示している。 同委員会では、防災に携わる立場で県内という身近で大きな災害にあった栄村に力になりたいと企画。栄村からきゃらぶきや豆がし、栃の実せんべいなどの特産品約8万4000円分を仕入れ、やまびこまつりや消防フェスタ、出初式などに出展し販売。同時に寄付を募り、売上金額と寄付金を合わせて贈った。復興に幅広く役立てられるように寄付金とした。 |
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AED使い救命講習 北アシルバー人材センター 北アルプス広域シルバー人材センターで12日、救急救命講習が行われ、22人の会員が心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)を用いた救命処置、止血法などを学んだ。 草刈りなど、外での仕事が多く、もしもの時に備えて、救命法の知識を持ってもらおうと実施された。北アルプス広域消防大町消防署消防士の指導で、人工呼吸や心臓マッサージの方法、学校など公共の場に配備されているAEDの使い方などを、実際に一人ひとりが体験した。 |
交通安全 街頭で呼びかけ 池田、松川で春の運動合わせ 県交通安全運動推進北安曇地方部(地方部長=土屋嘉宏・北安曇地事所長)は、6日から行われている春の全国交通安全運動に合わせて、松川村細野の「道の駅安曇野松川」の駐車場で10日、交通指導所を開設した。 大町署の森下正一署長が大北地域で死亡事故が多発していることを受けて、「観光地区である池田町、松川村での安心安全を皆さんの力でお願いしたい」とあいさつした。関係者約130人が参加。安全運転や交通ルールの順守などを促すパンフレットやティッシュ、池田松川交通安全協会女性部が交通安全の願いを込めて手作りしたマスコットなどをドライバーに手渡し、「安全運転をお願いします」と声がけした。 大町署から事故防止の願いが込められた職員手作りのロボットも登場し、交通安全の啓発に一役かっていた。 |
2013年4月14日(日)付