美しい黄色甘い香り 小谷村土谷で水仙街道まつり
 小谷村の土谷促進同盟会・土谷水仙会は14日、初企画の「土谷水仙街道まつり」を開いた。地域住民が県・村と協力して維持管理と沿道美化に取り組む、アダプト(道路里親)協定を結び、水仙を植栽し地域景観保全活動に取り組んで10年の節目を記念しての開催。地域住民をはじめ、水仙街道の生みの親の松下泰見さんら、村内外から多数が参加。地域一丸となって大切に育て、美しい黄色で彩られた水仙街道の花々を眺めながら、交流を深めた。
インターバル速歩体験 大町 きらり健康塾公開講座
 大町市、松川村、松本大学、国営アルプスあづみの公園管理センターで運営する、未来につなぐ、きらり輝く大町・松川の会は13日、大町市総合体育館で、きらり健康塾・公開講座、インターバル速歩をはじめよう!を開いた。
 松本大学人間健康学部スポーツ健康学科講師の田邉愛子さんと、学生による運動指導で、定員をはるかに上回る、約90人の参加者が、信州生まれのウオーキング法、インターバル速歩を体験した。
安全に水辺環境親しんで 大町ダム周辺の利用点検
 国土交通省大町ダム管理所(野原永吉所長)は15日、春の大型連休を前にダム周辺の安全利用点検を実施した。訪れた観光客や住民が安全にダムや水辺環境に親しめるように、危険箇所をチェックした。
 管理所職員や管理会社、市職員ら約10人が、散策路や公園、ダム上、つり橋などをまわり、柵や手すりなどの破損がないかを確かめた。
 管理所では大型連休に向けて、補修が必要な場所の整備などに取り組む。ことしは雪解けが早く、右岸側の遊歩道はダムから1・5`程度の二ノ沢まで27日ころには開通させる予定。
 同ダムは洪水の調節や水道水・農業用水の確保、放流水による発電などを目的に昭和61年に完成。川やダムに親しんでもらおうと、ダム湖である竜神湖の周囲に散策コースを開放している。
20年節目「雪の大谷」 立山黒部アルペンルート 室堂でウオーク始まる
 16日に全線開通した立山黒部アルペンルートの室堂で、第20回立山「雪の大谷ウオーク」が始まった。左右に迫る雪の壁の間を歩いて楽しめる。ことしは節目を祝い、特別イベントも実施する。
標高2450bの雪の大谷では、ことしは最高地点で高さ18bを記録。昨年の17bを上回り、大谷ウオーク始まって以来の20年で、4番目と同じ積雪という。
初日の16日には、国内外から訪れた観光客でにぎわっていた。千葉県から夫婦で訪れたという男性は壁を見上げ、「以前に来た時は15bほどでしたが、ことしはさらに高い。すごいですね」と息をのんでいた。
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4月の一覧
ユーモアたっぷりのショー 松川 さくらさくらコンサート
 松川村のすずの音ホールロビーで13日、箏アンサンブル櫻と有明山語りの会の共演による恒例の「さくらさくらコンサート」(村公民館主催)が開かれた。
  会のメンバーらが昔話「浦島太郎」をもとにリメークした寸劇を語りと音楽を交えて行った。カメにまたがる浦島太郎にカメがシートベルト着用を促したり、カーナビの声を挿入したりと現代風にアレンジ。竜宮城で人気タレントのダンスを踊るシーンなど、愉快なストーリーを展開した。童謡や唱歌、ポップスなどの曲をストーリーに沿って箏が軽やかに奏でた。
 40人近い観客が桜茶を味わいながら、ユーモアたっぷりのショーを楽しんだ。フィナーレには、上階から桜吹雪を降らせる粋な演出でコンサートを盛り上げた。
松代大本営の悲哀歌う 中信うたごえinあづみ野実行委 初練習
 松代大本営の悲哀を歌った合唱組曲「光の種子をまくとき」を中信地区で歌おうと、中信うたごえinあづみ野実行委員会は14日、初練習会を安曇野市の豊科老人福祉センターで開いた。8月25日、穂高交流学習センターみらいで発表する。大北も含め、広く参加を募っている。
 松代大本営は、第二次世界大戦末期に本土決戦に備え掘られた地下壕で、朝鮮人労働者など7000〜8000人の人員を投入し建設したとされる。組曲は、危険な労働を強いられ犠牲を出した工事に思いをはせ、平和への思いを改め引き継ごうと創作曲がつくられ、平成元年に初演された。
 実行委では、中信地区ではこれまで発表の機会が少なかったことから、「中信のうたごえ」の発表へ向けて合唱団を発足。参加を募り、練習を重ねていく。
 初回には約40人が参加。伊藤常雄氏を指導・指揮に、声を合わせた

2013年4月18日(木)付