かれんに「シデコブシ」 白馬村 伊藤勉さん宅の庭

 白馬村内山の伊藤勉さん宅で、愛知、岐阜、三重県の中部地方のみに自生している「シデコブシ」が花を咲かせ、話題となっている。
 シデコブシは東濃地域を中心に分布。ピンク色を帯びた直径10aのかれんな花を咲かせる。名の由来は花の形が神前に供えられる玉串や、しめ縄などにつける白い紙(四出・しで)に似ていることにちなみ名がつけられたと言われている。
 近年、開発などで自生地の消失や分断化が急速に進んでおり、自生個体群は環境省のレッドデータブックで絶滅危惧U類に指定されている。
年間行事楽しく紹介 松川小 1年生を迎える会

 松川村の松川小学校(森本浩正校長)で18日、1年生を迎える会が行われた。6年生が中心になって、入学から2週間過ぎた82人の新1年生を温かく迎えた。
 6年生にエスコートされた1年生がアーチをくぐって入場。児童会長の原昴生君(11)が「お友達はたくさんできましたか。毎日元気よく学校に来てください」と歓迎のあいさつをした。
 ゴレンジャーに扮(ふん)した児童らが、スライドを使って年間行事をアドリブや演技を交えておもしろおかしく紹介した。6年生が手作りのコスチュームに身を包み、ソーラン節を披露すると、1年生は迫力に圧倒されていた。
新たなスタートに決意 池田町で新入社員歓迎会

 平成25年度池田町新入社員歓迎会が19日、町役場で開かれた。町内の9企業・事業所にこの春、就職した39人が出席し、社会人としての抱負を語り新たなスタートに決意を新たにした。
 勝山隆之町長は「不安もあると思うが、これまで培ってきた経験を存分に生かして頑張ってもらいたい。あきらめない気持ちや誠実さ、真剣さをいつまでも大切に」と町内への就職を歓迎し、活躍に期待を寄せた。
 歓迎会後は、赤田工業社長の赤田弥寿文さんによる「社会人としてのABC」と題した講話、美術館やハーブセンターなど町内巡りが行われた。
桜の下で交流大町西小 お花見給食

 大町市で桜が見ごろを迎えた17日、恒例となっている市立大町西小学校のお花見給食が始まった。これまで全校で日を決めて開催していたが、開花の予想が立てづらく、本年度から、開花や晴天のタイミングにあわせて、姉妹学級「なかよし学級」ごとの開催となった。
 1年2組と6年2組のなかよし学級は18日、8分咲きとなった校庭の桜の下にブルーシートを広げ、お花見給食を行った。4時限目を利用して、交流を深めた1年生と6年生は、協力して給食を運び、先生の「いただきます」の合図で、一面桜色に染った晴れた空を見上げて、おいしそうに給食をほおばっていた。山田奈摘さん(11)は「毎年楽しみにしています。違う学年の友だちと交流できるのがうれしい」と話し、小さな友だちと会話を楽しんでいた。
遊休農地 解消し活用へ 大町市 農業委が整備作業
 大町市農業委員会(宮田哲二会長)は19日、平海ノ口の遊休荒廃農地で耕作放棄地の解消作業を実施した。農業委員16人が草刈り機や鎌、耕運機などで参加し、2か所計2000平方bの農地で草の刈り払いや田起こしの整備作業を行い、耕作をできる状態を目指した。
 市内では農業従事者の高齢化の中で遊休荒廃地が増えつつあり、市全体で23f、うち約7割の16fが平地区にある。海ノ口では約28fの農地があるが、うち2fが耕作放棄地となっている。
 農業委では遊休地の減少に向け農地パトロールや荒廃農地と農業希望者のマッチングなどを行っているが、農業をやりたいが荒廃解消にまで手が回らない実情があり、農業委で作業を行うことで農地化へつなげようと初めて実施した。
大町市防火管理者協議会が総会 優良事業所・管理者を表彰

 大町市防火管理者協議会は17日、第47回総会を大町商工会館で開いた。ことしに入って市内で火災が多発するなか、事業所の事故防止を目指して、防火ポスターによる啓発や防災訓練への参加など事業計画を決めた。
 総会では優れた防火管理に対する表彰を行い、優良防火管理事業所に東濃信用金庫大町寮と天正寺、優良防火管理者にくろよんロイヤルホテルの窪田耕平さんと薄井商店の松浦宏行さんを選んだ。
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4月の一覧

2013年4月20日(土)付