2013年４月21日付

地震想定対応を実践　大町市議会初の参集訓練

　大町市議会は19日、大規模災害発生を想定した初めての議員参集訓練を行った。市内に巨大な地震が起きた場合を模して実際に議員が集合し、災害時の対応を確認した。

大町南小ワカサギ給食　大北漁協連絡協が提供
　大北漁業協同組合連絡協議会は19日、大町南小学校の給食用食材として、木崎湖産のワカサギ14㌔を寄贈した。子どもたちに、地域の特産の淡水魚ワカサギに親しんでもらい、消費拡大につなげたいと毎年管内小中学校を巡回して実施しているもの。
　抱卵したおいしいワカサギ約４２００匹は、同協議会の猿田勝文会長と、木崎湖漁協の西澤武一組合長が同校の給食調理室入り口まで出向き納入。米粉をまぶして揚げ、レモン酢と和えて全校児童が食べた。

山菜シーズン到来　小谷村　元村さん宅で直売所

　豪雪地の小谷村に山菜シーズンが到来した。北雨中の農家、元村致文さん宅では、村内の直売所に先がけて「山菜直売所」がお目見えした。近くの里山で収穫した「はしり」の山菜が人気を集めている。
　元村さんは地域でも知られる山菜採り名人。毎年少しでも早く小谷の山の幸を味わってもらおうと、いち早く山菜採りに出かけ、地場産の山菜直売所をオープンしている。

旬の地域食材学ぶ　平公民館で郷土料理講座

　大町市平公民館・女性未来館ピュアは18日、人気の高い定番の料理講座、信濃路の郷土料理講座を開講した。初回のこの日は、11人が参加し、旬のコゴミや菜の花などを取り入れた春のレシピを調理した。
　全３回の講座を通して、昆布とかつお節を使っただし汁の取り方や、ご飯の炊き方、調味料の使い方など基礎、地域の郷土料理と旬の食材を学ぶ。

早春賦の故郷大合唱　誕生100年記念イベント　大町市
　大町市の早春賦を愛唱する市民の会（日堂榮子代表）は20日、大町が発祥の地といわれる日本を代表する唱歌「早春賦」（吉丸一昌作詞）の誕生１００年記念イベントを市内で開いた。文化会館敷地内にある歌碑の前では、参加者約40人が声をそろえ、早春賦の故郷に大合唱を響かせた。
　歌詞のもとになったとされる市内の景色を巡るバスツアーや早春賦ものしり博士認定試験など、早春賦のルーツをたどる企画の数々に参加者たちの興味をかきたてていた。

スプリングフェス＆スーパーモーグルCup　八方尾根スキー場　トップ選手の滑り魅了
　白馬村の八方尾根スキー場兎平ゲレンデでこのほど、恒例の「八方スプリングフェスティバル＆八方スーパーモーグルＣｕｐ」が開かれた。特別ゲストとして、スキーモーグル競技で日本を代表するトップアスリートの上村愛子さん、伊藤みきさん、西伸幸さんの３人が来場。華麗な滑りを披露したり、楽しい交流会に参加して集まったスキー客やファンを沸かせた。
　八方スーパーモーグルカップは、国内トップクラスの選手をはじめ、多くの実力選手が参加する大会として愛好家に人気。シーズン最後の大会を楽しもうと多くの参加者が出場。上村さんと伊藤さんは決勝前にゲストランを行い、ダイナミックで高度な滑りが観客を魅了した。
　フェスティバルでは、県内外から訪れた大勢の来場者が、選手を囲んで大抽選会やジャンケン大会など、今シーズン最後の多彩な催しを楽しんだ。