フクジュソウ雪かぶり 白馬の姫川自然園でまつり
 数十万本のフクジュソウの群生と名水で知られる白馬村佐野の姫川源流自然探勝園で、28日まで「第18回姫川源流福寿草まつり」が開かれている。21日は白馬さのさかスキー場第1駐車場周辺で特別イベントが行われた。
 ことしは雪どけが早く、フクジュソウの花は盛りを迎えているが、祭り当日は強い寒気の影響で降雪に見舞われ、群生地は雪に覆われて花の姿が隠されてしまった。木々の根元でわずかに姿を見せている花々も、湿って重い雪をかぶって下向きに。
 来場者は「寒さに強いフクジュソウでもさすがにつらそうですね。でも珍しい光景が楽しめた」と話しながら、盛んにカメラのシャッターを切っていた。
 イベントでは山菜の天ぷらや手作り料理の振る舞いがあり、地元挙げての心温まる歓迎が来場者を喜ばせていた。
音楽で福島の子ども支援 大町市の麻倉 春のチャリティライブ
 春のチャリティライブin大町「One Heart」が20日、大町市の麻倉で開かれた。22日の「アースデイ」(地球環境について考える日)にちなんで、市内で文化・環境活動に取り組むアースデイおおまち、麻倉、ピースフルガーデン、原始感覚美術祭の4団体が主体となり実施。アースデイおおまち主催「福島の子どもたちの保養プログラム」の運営資金集めと活動のPR、団体同士の交流を目的に行われた。
 会場では、県内のアーティストたちが心温まるステージを繰り広げた。アフリカンダンスと音楽のステージに会場は一体となり、レゲエやジャズの調べに酔いしれた。
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4月の一覧
花見と演奏楽しむ 池田町 クラフトパーク 横浜市から訪れ交流
 池田町クラフトパークの桜の開花時期に合わせて、町と友好関係にある横浜市磯子区から12人が町を訪れ、見頃を迎えた桜を満喫した。
 池田町と横浜市磯子区岡村西部連合自治会は「全国池田町サミット」をきっかけに平成5年に友好関係を結んで以来、毎年交流を行っている。平成13年には300本のヨコハマヒザクラが町に寄贈され、同パーク内に植樹された。ことしは開花して9年目を迎える。
  一行は、桜祭りに合わせて同パーク内の安曇野東山包美術館で19日に行われた、ドンキーおじさん(川崎満孝さん)による歌と演奏、踊りのパフォーマンスを楽しんだ。
自然や景観満喫 池田町 陸郷山桜トレッキング

 池田町陸郷で20日、恒例の「陸郷山桜トレッキング」(北アルプス展望ウオーク実行委員会主催)が行われた。参加者やガイドマスター、スタッフら110人が参加し、山里ならではの自然や景観を楽しんだ。
 東山夢の郷コミュニティーセンターを出発した一行は、東山尾根を歩き陸郷地区を一周する全長約8`のコースを歩いた。
たぐちさんと春を歌う 松川村 すずの音ホールでコンサート

 松川村すずの音ホールで21日、松川村在住の歌手たぐちたみさんが「たみと素敵な仲間たち スプリングコンサート〜安曇野に春を告げるメロディーの数々〜」(村教育委員会後援)を開いた。約150人の観客が、春の訪れを感じさせるメロディーに耳を澄ました。
 安曇野地域で子ども合唱団を指導しているたぐちさんは、子どもを対象としたコンサートを定期的に開いていた。ことしは幅広い層に聞いてもらおうと、縁のあるプロの音楽家たちと共演するコンサートを催した。
自転車マナーや法規啓発 白馬中で交通安全教室
 白馬村の白馬中学校(尾形浩校長、生徒240人)はこのほど、交通安全教室を開いた。生徒が安全な学校生活を送れるよう、白馬村交番の平沼毅所長を講師に、自転車の運転マナーや交通法規を啓発した。
平沼所長は一時停止と信号の順守、夜間のライト点灯、原則として車道を走行するなど自転車の安全利用を呼び掛けた。歩行者との衝突事故で多額の賠償請求をされた事例などを紹介し、「自転車は車両」と強調した。
生徒からは「人と衝突する怖さを学べた。これからは乗り方に気をつけたい」などの声があがった。
白馬中では多くの生徒が通学や部活動のため自転車を利用している。本年度、学校生活のルールや交通マナーなどを盛り込んだ冊子を配布し、生徒の事故防止を図っている。

2013年4月24日(水)付