20年節目 盤上で腕競う 日本棋院大町支部が総会

 大町市の日本棋院大町支部(宮尾永支部長)は27日、平成25年度総会にあわせて、「第1回支部囲碁まつり」を同市東町のアルプス囲碁村会館で開いた。支部の設立20周年を記念した初の大会に、市内外の会員20人が出場し、盤上の頭脳戦で腕を競った。
 大会は支部が節目を機に、会員同士の親睦を図ろうと企画。勝ち越し数で順位を決める「札取り」方式で開催した。出場者は真剣な表情で碁盤を挟み、長考しながら石を置いていった。

「おおまぴょん」お出迎え 市役所にマット 大町の顔定着

 大町市役所正面玄関に30日、市のキャラクター「おおまぴょん」をあしらったフロアマットが登場した。北アルプスの大パノラマを背景に、おおまぴょんの愛らしい姿を印刷、来庁者の注目を集めている。キャラクター関連商品も次第に広がりを見せるなど「大町の顔」として定着してきている。
 おおまぴょんをあしらったフロアマットは、市の協力を得ながら、長野クリーンサービス・ダスキンオビ(小尾信二社長)がレンタル商品として企画制作した。

動物に触れるイベント多彩 6日まで 大町山博付属園まつり
 市立大町山岳博物館(宮野典夫館長)は3日から6日まで、付属園まつりを開催。これまで別々に行っていた、どうぶつ写生大会やどうぶつ観察ツアー、ふぞくえんスタンプラリーを今年から時期をそろえて実施。子どもの日の5日にはカモシカがモデルの市のキャラクター・おおまぴょんも来園を予定している。
 27日から29日のどうぶつ観察ツアーでは、観光客や地域の家族連れなどが参加し、普段身近に見る機会の少ない、カモシカなどの野生動物を、副館長の清水博文さんの案内で見てまわった。参加者らは特徴や、豆知識なども交えた楽しい話を聞いて、周辺地域にすむ野生動物たちへの理解を深めていた。
初夏の風景パステル画で 池田 「風のいろ」松下さん作品展

 池田町堀之内のカフェ「風のいろ」で14日まで、「松下英友パステル画展−光彩を紡ぐ」が開かれている。松本市在住のパステル画家、松下英友さんが、光に染まる春から初夏へと移り変わる風景を描いた作品14点を展示。
 安曇野市のわさび農場を描いた「翠光」、長野市塩生の桜を描いた「迎春郷」他、飯山市の菜の花畑や常念岳などを、繊細なタッチで丁寧に描いた淡く優しい色合いの作品が、初夏へと移りゆく北安曇野の空間と融合する。

親子で楽しむ簡単工作 小谷 おひさま教室スタート
 小谷村公民館と村住民福祉課の主催する、本年度の子育て支援事業「おひさま教室」がスタートした。同村保健センターを会場に、3歳未満の未就園児の親子に、毎月1回遊びや情報交換などで親子のふれあいの場を提供。初回はスタッフの顔合わせ紹介と、親子で楽しむ簡単工作が行われた。
 工作は5月5日の子どもの日にちなみ、廃品や色紙を使ってこいのぼり作りを楽しんだ。使用済みの封筒にはさみを入れ、こいのぼりの形にしたものに、色紙でうろこをかたどって貼りつけていった。広告を丸めて細長くした棒を作り、こいのぼりを取り付けると、それぞれに個性あふれる作品が完成した。「空に泳ぐ立派なこいのぼりにも負けない出来栄え」と好評だった。
白馬の風景 浮世絵に 五竜エスカルプラザ 県出身のOZさん作品展
 白馬村の白馬五竜スキー場エスカルプラザを会場に5日まで、長野県出身の絵馬師・OZ/尾頭(山口佳祐)さんの作品展が開かれ、観光客らを独自で個性的な世界観へといざなっている。
 OZさんは「万物は円を描くがごとく巡る」という原始循環思想をもとに、さまざまな自然にふれて、体の中に宿るイメージを作品に表現。スノーボードのデッキグラフィックや、江戸時代の版画のようなタッチの現代絵画、長野市の武井神社へ奉納した大絵馬など、その個性を強烈に発揮する作品は高い評価を得ている。

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2013年5月1日(水)付