小谷 塩の道祭りスタート 往時の面影 古道歩く

 かつて信州と越後の海陸の物資を運んだ古道、千国街道・塩の道を、小谷・白馬・大町の3市村をつないで巡る「第34回塩の道祭り」が3日、小谷村から始まった。小谷村は約3500人が参加。往時の面影を色濃く残す下里瀬から栂池まで約9`のコースを、長い列をなして歩いた。
創立35周年節目祝う 大町ソフトリーグ開幕

 大町市の大町ソフトボール連盟(島田剛志会長)は3日、平成25年度リーグ戦大会の開幕式を、市運動公園多目的広場で開いた。出場選手300人以上が球春の到来を喜ぶとともに、連盟創立35周年の節目を祝った。
開幕式では記念事業として、連盟が車いす7台を市に寄贈、島田会長から牛越徹市長に目録が手渡された。昭和54年度から35年間にわたって、連続登録し続けた選手9人に対する表彰も行われた。
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5月の一覧


 ことしは松本久志村長らが2日に糸魚川市で行われた「塩の道起点まつり」に参加し、塩の“買いつけ”をした。出発式では代官に扮(ふん)し「大枚をはたいて買った塩が本物か確かめる」と荷物改めのセレモニーを実施。検査の結果、立派な天然塩であることが確認されると塩の道を歩く小谷村の歩荷隊に託し、両市村の昔ながらの塩の道の絆を強くした。
海外協力隊から学ぶ 仁科台中でキャリア講演会
 大町市の仁科台中学校の2年生は2日、キャリア教育の講演会を開いた。松川村出身で青年海外協力隊で活躍した立岡悠さんを招き、海外協力隊の業務や国際交流について学んだ。
松岡さんはJICA(ジャイカ)の海外派遣ボランティアとして西アフリカのガーナへ派遣され、昨年9月まで高校の理科教師として滞在。学校の設備不足や、時間を守らない現地の習慣、ストライキやデモなどに悩まされながらも、工夫を重ねて現地の少年たちに教えていた。
現地の感想を「2年間で、いろいろな笑顔に出会えた。不便はあっても、不幸とは感じなかった」と思い返し、生徒に「国際協力とは、まず相手のことを知ること。知らない世界が違う国に広がっています」と視野を広げることを呼び掛けた。
同学年では昨年度3学期から、「働くって何だろう?」をテーマに学習。身近な人々へのインタビューや、働く姿の映像視聴、学んだ内容を新聞にまとめるなど学習。本年度は、実社会で働く人の生の声を講演会を通して学んでいく。今回が第1回。

2013年5月4日(土)付


オカリナで歓迎 白馬五竜かたくり祭り
 白馬村の白馬五竜かたくり苑の花の見ごろにあわせ、白馬五竜観光組合と褐ワ竜はこのほど、「第18回白馬五竜かたくり祭りとヒメギフチョウ」イベントを開いた。県内外から多数の観光客らが訪れ、村最大のカタクリの群生とさまざまな催しを楽しんだ。
 祭りの開会式には村関係者や多数の地域住民が出席。太田紘煕村長が「白馬のグリーンシーズンの幕開けにふさわしい活気ある祭り。ことしも大勢の人に白馬を訪れていただく1年にしたい」と祝辞を述べた。
 地元のサークルによるオカリナ演奏、地元で採れた旬の山菜天ぷら、五竜鍋、きねつきもちでのもてなしなどが行われ盛り上がった。村のマスコットキャラクター「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世」も来場し、人気を集めた。