松川村の魅力発信 観光案内所を開設
 松川村観光協会は、大型連休ゴールデンウイーク期間中の3日、同村道の駅に臨時の観光案内所を開設した。パンフレットを手渡しながら同村の食や観光スポットを紹介、村に伝わる民謡・安曇節の踊りも披露するなど松川の魅力を発信した。
 臨時の観光案内所には、事務局長の武田和巳さんらが常駐し、休憩に立ち寄った県外観光客に声をかけ、周辺市町村も含め観光アピールした。
 駐車場は連日、県外ナンバーで満車となり、武田さんは大北地域の観光地としての可能性を実感。「安曇野市方面から大町市方面の観光客の流れはある。いかに同村に引き込むかが課題」と誘客のさらなる一手に意気込みを見せていた。
トップスキー選手と歩く 塩の道祭り・白馬村 歴史の道ノルディックウオーキング
 「第34回塩の道祭り」は2日目の4日、白馬村で開かれた。絶好の行楽日和に恵まれ、国内外から約2700人が参加。旧青木湖スキー場駐車場から白馬グリーンスポーツの森まで約12`のコースを歩いた。
 ことしは歴史の道を健康効果の高いノルディックウオーキングで楽しもうと、2012〜2013シーズンノルディック複合ワールドカップ(W杯)総合3位に輝いた渡部暁斗選手、渡部善斗選手、クロスカントリー競技の柏原暢仁選手、柏原理子選手の、村内出身トップスキー選手4人が来場。講師として参加者と塩の道を歩き、イベントを盛り上げた。
白馬五竜 「未来の五輪選手」表彰 NAGANOジュニアカップシリーズ
 全国各地で行われるスキーアルペンのナスターレース公認大会のうち、県内の大会で競う「NAGANOジュニアカップシリーズ」の表彰式が3日、白馬村の白馬五竜スキー場で開かれた。入賞した県内外の小中学生30人が、バンクーバー五輪など世界で活躍する竹内択選手=北野建設=から賞状を受け取り、交流を深めた。
シリーズは競技の底辺拡大と、国際的に活躍する選手の育成を目的に開催されている。7シーズン目を数える2012−13シーズンには16大会が県内で開かれ、通算成績が良い5部門の男女各上位3人が表彰された。
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5月の一覧
こいのぼり泳ぐコースに快音 池田町長杯マレットゴルフ大会


 第13回池田町長杯マレットゴルフ大会(池田町マレットゴルフ協会主催・中島睦会長)このほど、高瀬川河川敷アルプス広場マレットゴルフ場で開かれた。中信各地から約150人が出場し、北アルプスを背景に、こいのぼりが泳ぐコースで快音を響かせた。
静御前の足跡訪ねて 美麻公民館・子ども会育成会探索ハイク
 大町市美麻公民館と同地区子ども会育成協議会は29日、大塩地区静御前の足跡を訪ねて探索ハイクを開いた。歩くことで健康になってもらおうと毎年美麻の各地区を巡回して行われているもので、今年は、静御前の言い伝えが残る大塩地区から、八坂曽山、矢田川、メイヌ原遺跡を歩いた。
 よく晴れ、桜の花びらが風に舞う中、美麻地区の家族連れなど約40人が静の桜公園に集まり、道のりや注意点などの簡単な説明を聞き、マイクロバス2台に分乗して曽山に移動。
 同地区の諏訪義十さんを講師に、約5`の山道を歩き、嘉永3年(1850)に大岩に彫られたとされる仏像、矢田川磨崖仏を見学。滑石の装飾品などが出土した縄文遺跡で、静御前の言い伝えが残る、メイヌ原遺跡を訪ねた。
工芸品や農産物販売 池田 吉野屋書店リニューアル
 池田町の工芸作家らでつくる、中央通り商店街の「Art+Craft(アートプラスクラフト)吉野屋書店」がこのほど、リニューアルオープンした。空き店舗を活用した施設内に新たにホールを設け、地元作家の展示スペースを拡張、住民交流の場としてさらなる充実を図った。
施設ではリニューアルにあわせ、フランス語の「市場」にちなんだ、恒例の「マルシェ吉野屋」を開催。町内を中心に9団体が、農産物の直売や雑貨の販売、工芸作品の展示販売などを行った。家族連れなど来場者が作品を鑑賞したり、ホールでくつろいだりと、楽しんでいた。
 代表の窪田明彦さんは「アップルランドが閉店し、落ち込んでいる商店街の活性化につながれば」と話した。

2013年5月5日(日)付