鍛えたレスキュー技披露 北ア広域消防救助技術大会 北アルプス広域消防本部(栗林伸夫消防長)は9日、消防救助技術大会を大町市の同本部大町消防署で開いた。広域3署の選手たちが県大会出場の座をめざし、タイムや動作の正確さ、確実さを競い、救助のために鍛えたレスキューの技術を披露した。 空中のロープをすばやく渡るロープブリッジ渡過や救出の競技では、選手たちは地上から13bの高さに張られたロープにぶら下がり、腕の力で往復40bを移動。鍛えたバランス感覚や息の合った救助行動を披露した。近隣の園児も見学に訪れ、隊員たちに声援を送っていた。 |
住民のシンボル 遅咲きの花 大町市 東中原町のカスミザクラ 大町市東中原町に、地域住民のシンボルとして長く親しまれているカスミザクラがある。ケヤマザクラの変種とみられ、通常のヤマザクラなどより開花が遅く、葉の出る時期と同時に小ぶりの花が咲く。 高さは10bほどで、そばには用水路「長吉堰(せぎ)」が流れている。この周辺は昭和35年ころから発展した新興住宅地で、住居や堰が造られるより前から桜があったとみられ、樹齢は100年近いと考えられている。 |
「同窓会」思い出話に花 旧中土小中卒業生が還暦記念に 小谷村の旧中土小中学校を昭和42年に卒業した卒業生が4日、還暦を記念した同窓会を同村サンテインおたりで開いた。ふるさとに感謝をこめ地域活性化に貢献しようと、赤いチャンチャンコのかわりに、同村在住の松澤朋典さんがデザインした方言Tシャツ「あんじゃあねえTシャツ」を着用して集い、懐かしい思い出話に花を咲かせた。 同窓会は小谷村の旧小学校が統合された7年前に、思い出のよりどころを築き、同窓の絆を強くしようと有志の呼びかけで始まり、毎年欠かさず続いている。発起人となった1人はその後不幸にして亡くなり、ことしで7回忌を迎えるという。同窓会では長い時を経て再会できるきっかけをつくってくれた仲間をしのび、仲間の分まで力強く生きることを誓い合った。 |
美しい村で歓迎を 小谷村婦人会がゴミ拾い 小谷村婦人会(深澤一美会長)はこのほど、村内全域で一斉清掃ボランティアを行った。観光客が多数訪れるグリーンシーズンに美しい村で観光客を歓迎しようと毎年実施している事業の一環。支部ごとに全会員が集まり、国道148号と塩の道街道沿いを中心に、道路や河川敷など広範囲にわたってゴミ拾い作業に汗を流した。 交通量の多い河川敷は雪どけのあとから空き缶やタバコの吸い殻が多く見受けられ、中には大型ゴミもあった。会員はゴミ袋を手に、空き缶や危険物などを根気よく拾い集めていった。会員の努力で周辺は見違えるほどきれいになった。あわせて道沿いの清掃や除草作業も行い、環境美化にもつとめた。 |
13チーム楽しく快音 大糸タイムス杯GB大会 大町市ゲートボール協会(平林操会長)は9日、第21回大糸タイムス杯ゲートボール大会を大町市運動公園陸上競技場で開いた。好天に恵まれ青空に北アルプスが映える中、楽しく快音を響かせた。 市内各自治会から13チーム約100人が参加し、チームごとに息の合った頭脳プレーで競い合った。 「ゲートボールを楽しみたい」という会員の声に応え、ことしから県大会の予選という枠を取り払って実施。上位大会がない分、気兼ねなくプレーができる大会とした。 開会式では、曽根原チームの降幡今朝倶さんが「和と健康増進のため楽しくプレーしたい」と宣誓。平林会長は「天候にも恵まれた。楽しくゲートボールができる大会として、親睦を深めていただきたい」と話した。 |
地域にお返し「きれいに」 大町の北陽建設 農具川と県道清掃 大町市社の北陽建設社員有志でつくる北陽ボランティアクラブ(鮎貝悟代表)は8日、農具川と県道大町明科線の環境活動を行った。社員約30人が河川愛護と地域貢献として、地元の河川と道のごみを拾った。 社員はノー残業デーの終業後を活用し、農具川の山下橋から丹生子橋までの区間約1`と県道の同社前から丹生子橋までの区間で実施。農具川の河川敷に降りて、雪解け後の草が育つ前にごみを拾った。 |
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2013年5月10日(金)付