地域のよりどころ幸せ願う 白馬村 木流かさ地蔵祭り
 白馬村の白馬町活性化委員会の「木流かさ地蔵祭り」が12日、JR白馬駅東側の木流かさ地蔵周辺で開かれた。地域住民らが多数参加して、地蔵に多幸を願った。
 地域のにぎわい創出を願い、地蔵を建立した日を記念しての祭り。法要では大町市天正寺の市川秀乗住職が読経と説法を行った。市川住職は母の日にちなみ、母の深い愛情と絆の深さを木流かさ地蔵の姿にたとえ、母親に感謝する気持ちを大切にすることを説いた。
 祭りでは委員会によるだんごの振る舞いや、大町人権擁護委員協議会に所属する白馬の委員による、ペープサートでの昔話の読み聞かせが行われ、楽しいひとときを過ごした。
20床増床し充実図る 大北社会福祉事業協会白嶺でしゅん工式
 大北社会福祉事業協会(理事長=平林明人松川村長)は14日、白馬村の特別養護老人ホーム・白嶺で、増改築工事のしゅん工式を開いた。要介護認定者や入所希望者が増加するなか定員を60床から20床増床、施設運営の改善も図り、ソフト・ハード両面から介護サービスの充実を図った。
 式典では大北各市町村の行政や福祉関係者ら約40人が出席。新たに導入された車いすで入浴できる浴室や、利用者が外出を楽しめるよう舗装した中庭などを見学し、生まれ変わった施設の完成を祝った。
新緑駆けタイム競う 松川馬羅尾高原 クロスカントリー大会

 松川村公民館は12日、第8回馬羅尾高原クロスカントリー大会を村馬羅尾高原クロスカントリーコースで開いた。県内外の子どもから大人まで32人が、新緑の林間を駆け抜け、タイムを競った。
 選手たちは年齢男女別に9部門に分かれ、ふれあい広場を発着点に5560b、3240b、2080bを周回。コース沿いの家族や仲間たちから、「がんばれ」と大きな声援を受けていた。
級位者と高段者が組む 日本棋院大町支部 初のペア囲碁大会
 大町市の日本棋院大町支部(宮尾永支部長)は12日、初めての「ペアで楽しむ囲碁大会」を同市東町のアルプス囲碁村会館で開いた。市内の小学生から高齢者まで出場者24人が初心者とベテランで組み、ペア同士が一つの盤をはさんで頭脳戦を繰り広げた。
 大会は同支部が囲碁の普及と後進の育成を目的に新たに設けた、「囲碁をペアで楽しむ日」の一環として企画。ペア同士が助け合う大会を通じて、だれもが囲碁を楽しめる環境づくり目指す。毎月1回、開催していく。
 参加者は高段者と級位者が抽選で2人1組のペアを組み、相手ペアと対局。4人が1つの盤を挟んで順番に石を置いていった。高段者と組んだ小学生が「すごく強くて勉強になった」と話した。
 宮尾支部長は「級位者の勉強だけでなく、世代を超えた交流にもつながる。囲碁村の目玉事業になれば」と話した。
往年のスター選手から技術学ぶ 大町で少年少女野球教室
 プロ野球の選手OBでつくる全国野球振興会は12日、少年少女野球教室を大町市運動公園野球場で開いた。大北安曇野地域の小中学生約70人が往年のスター選手らとふれあい、競技の心構えや技術を学んだ。
 振興会は競技の普及と底辺拡大を目指し、全国各地で子どもを対象とした教室を開講し、19回を数える。会員が監督を務める駒ケ根リトルシニアから、競技で交流があった大町リトルシニアに投げかけがあり、大北地域で初の開催が実現した。
 教室には国鉄(現ヤクルト)や巨人などで数々の記録を残した、県内出身の町田行彦さん(79)らが参加。一流の舞台で活躍した元選手たちが、ボールさばきやバッティングなど当時のポジションに応じて、子どもたちに基本から指導した。
こいのぼりの下プレー 池田てるてる坊主杯マレット
 池田町マレットゴルフ協会(中島睦会長)は12日、第13回てるてる坊主杯大会を町アルプス広場で開いた。県内各地から出場した約250人が、五月晴れの空を泳ぐこいのぼりの下、プレーを楽しんだ。
 大会は45ホール、パー180のストロークプレーで展開。コース上には新たな町の名物にしようと、こいのぼりが掲げられ、出場者を和ませた。
 中島会長は「晴天に恵まれ、北アルプスとこいのぼりを眺める、すばらしい環境で大会が開催できた。競技を通じて仲間づくりにつながれば」と話した。
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2013年5月15日(水)付