東南アジア観光客誘致に力 小谷村の宿泊施設 伝統文化ともてなしPR
 小谷村の宿泊施設は、成長著しい東南アジアからの観光客誘致に力を入れている。白馬アルプスホテルでは、昨年から東南アジア諸国に特化したツアー商品を提案。地元ならではの魅力をPRして旅行需要の取り込みをはかった。12日はタイからの団体50人のツアーを受け入れた。
 タイではこれまで、日本旅行には都市圏を訪れることが多かったというが、最近は日本に対する興味関心が多様化しているという。今回のツアーは、飛騨高山をスタートし、立山黒部アルペンルートの観光ののち小谷に1泊、富士山を見てから東京へという、4泊5日のコース。
 同ホテルでは、事前の希望をもとに地元の信州小谷太鼓の演奏、昔ながらのもちつき、手巻きずしや地場産素材をふんだんに使った日本食を提供。日本の伝統文化と心温まるもてなしが一行を喜ばせ、関係者は今後の訪日旅行市場のさらなる成長に手ごたえを感じていたようすだった。
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5月の一覧
「がんばりやさん上仲町」スタート 大町市 開所式で調理パン会食
 大町市九日町の共同作業所、がんばりやさん(NPO法人北アルプスの風、神谷典成理事長)が、同市上仲町に新しく「がんばりやさん上仲町」をスタート。14日に開所式を開いた。利用者や来賓らとともに祝い、同作業所で利用者らが調理する調理パンで会食を楽しんだ。
 同作業所は障害のある人たちの就労の場として平成18年に活動を開始。年々利用者が増え、保護者など周囲からの要望の声も多かったため、同市より栗林医院の1階と2階の一部を借りて施設の拡大に踏み切った。
脳と体のバランス整える 白馬村体育協会と水泳協会 「ブレインジム」研修会

 白馬村体育協会と白馬村水泳協会は11日、北部トレーニングセンターを会場に脳と体のバランスを整えるエクササイズ「ブレインジム」の研修会を開いた。スポーツ指導者らが多数参加。愛知県を拠点に活動するブレインジムインストラクターの藤原美保さんを講師に、ブレインジムの理論と基本を、実技を交えて学んだ。
手植えを体験 池田田んぼの会が作業
 池田町の「田んぼの会」(シャンティクティ安曇野たねバンクプロジェクト主催)は12日、中島の田んぼで手植えによる田植えを行った。県内外から15人の親子が参加し、無農薬有機農家の矢口一成さん、秋吉清一郎さんの指導で、6eの田んぼに苗を植えた。
 松本市から子ども2人と参加した上條陽子さんは「実家で慣行農業をやっているけど、田んぼに入る機会がない。子どもと一緒に自然農法を体験したかった」と話していた。代表の臼井健二さんは「今は機械を使って1人で田植えをしているが、みんなで一緒に楽しく気長に作業する大切さを伝えたい」と話している。
牛乳パックで竹とんぼ 小谷村図書館どんぐりの森
 小谷村図書館どんぐりで11日、人気の工作教室「どんぐりの森」が開かれた。牛乳パックを使った竹とんぼ作りを実施。小さな子どもと保護者など多数が参加して楽しんだ。
 牛乳パックを細長い竹とんぼの形に切り抜き、小さな棒を差し込んで固定。子どもたちはさっそく飛ばして遊んだ。
 竹で作る竹とんぼならぬ牛乳パックの紙とんぼは、しなやかで強度があり、竹とんぼにも負けないほど良く飛び、子どもたちを驚かせた。何度も楽しみながらリサイクル工作の手軽さ・面白さを満喫していた。

2013年5月16日(木)付