県壮年ソフト 優勝 2度目の全国出場へ 大町の信州ブルースターズ

 県ソフトボール協会主催の第28回全日本壮年ソフトボール県大会で、大町市の壮年チーム「信州ブルースターズ」(小林鉄朗監督)が3年ぶり2度目の優勝を飾り、県代表として全国大会出場を決めた。
 全日本壮年大会は9月6日から、島根県雲南市で開催される。
「白馬錦 雪中埋蔵」掘り出し 大町の雪利用し18回目
 大町市の酒蔵・薄井商店(薄井朋介社長)は16日、市内で「白馬錦 雪中埋蔵」の掘り出し作業を行った。雪原を掘った穴に1月29日に埋蔵、約4か月間にわたって熟成させた原酒が、周囲が新緑に変わった穴から次々と掘り出された。
 自然の雪を日本酒の熟成に利用する「雪中埋蔵」を、同社は県内で先がけとなる平成8年に始め、今回で18回目。北安曇野地域で契約栽培された酒米・美山錦を精米歩合55lまで磨き、寒造りした純米吟醸酒の原酒、1・8g瓶約3600本を埋蔵した。
 ことしは雪解けが早く、掘り出し作業は予定を1週間早め、同社と金森建設のスタッフ約20人により行われた。松浦宏行杜氏は「雪が無くなることを心配した」と言うが、熟成は順調。「素直に健やかに酒が育ってくれた」と笑顔を見せ、「香りが高めで甘さがほどよく乗って、バランスも良い」と紹介する。
キノコのコマ打ち体験 町 八坂小4年生 総合学習で
 大町市八坂小学校(吉田千秋校長)の4年生は16日、総合的学習の一環として、キノコのコマ打ち体験を行った。8人の児童が校舎前にブルーシートを広げ、80本の原木に約2500コマを植菌した。
 北安曇地方事務所林務課の森林保護専門員の青蜥q司さんの手ほどきで、回転数の早い植菌用の専用ドリルと、木づちを使い、コナラの原木に、シイタケ、ナメコ、クリタケなどのコマを打ち込んだ。
 山の働きの話なども交えた講習で、子どもたちは「(コマから)汁が出てきた」「甘いにおいがする」などと会話を楽しみながら作業を進めていた。
 キノコの植菌体験は、同小4年生が毎年行っている恒例の行事。植菌した原木は、学校敷地内で管理された後、近くの林中にあるホダ場に移され、先輩が植えた原木とともに収穫の時を待つ。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

5月の一覧
清掃で地域に奉仕 大町傳刀組がボラ作業
 大町市の建設会社・傳刀組(傳刀宗久社長)は15日、清掃奉仕ボランティアを大町市運動公園で行った。地域への恩返しを込めた毎年の取り組みで、スポーツシーズン前の公園の環境整備に取り組んだ。
 社員四十数人が参加し、公園内のマレットゴルフ場を中心に枯れ葉などを取り除いた。松林の中のマレットゴルフ場には、雪解けの下に残っていた葉などが多く残り、社員はほうきや熊手で集めてトラックに積み込んでいた。
 同社では地域貢献のために市内の福祉施設や公共施設などで奉仕作業を実施し、10年近くになる。近年は市と連携し、職員だけでは手が回らない施設を美化しようと、運動公園を清掃場所としている。
たしなむ集い100回に 折弁 大町3蔵の地酒盛り立て
 大町市東町の「折弁」(荒川松子支配人)は14日、「100回記念・折弁お酒をたしなむ集い」を開いた。記念企画として市内3蔵、金蘭黒部の市野屋商店、白馬錦の薄井商店と、北安大国の北安醸造が日本酒の最高峰・大吟醸を提供、50人を超す満員の参加者が堪能した。
 「折弁お酒をたしなむ集い」は日本酒離れを危惧した荒川支配人が、市内3蔵の地酒を盛り立てようと平成15年12月8日に第1回を開催した。以来、夏季を除いて月例で実施、3蔵が交替で当番蔵を務め、冬の新酒や秋のひやおろしなど、折々の地酒を披露している。
のびやかにハワイアンフラ体験 小谷村エンジョイ・ニュースポーツ

 小谷村のスポーツ推進委員会主催の「エンジョイ・ニュースポーツ」が今月から開講した。村民が誰でも気軽に楽しめるさまざまなスポーツを体験しながら、体力の向上をはかっていくのを目的に、毎月1回実施。初回は同村在住の若林朝子さんを講師に、ハワイの伝統的舞踊・ハワイアンフラ(フラダンス)を学んだ。

2013年5月17日(金)付