初夏 くろよんまつり盛況
ディズニーパレードに熱狂


 黒部ダム50周年を市街地で祝うメーンイベント「くろよんまつり」は25日、大町市市街地で開いた。ディズニーのパレードや各会場でのステージが行われ、晴天のまちなかが大きくにぎわい、市の発展を支えた大事業の節目を祝った。
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5月の一覧
シーズン開幕祝う 白馬貞逸祭で安全祈願
 白馬村恒例の第47回貞逸祭・白馬連峰開山祭(村観光局主催)が25日、北アルプス白馬岳登山口の猿倉駐車場で行われた。全国の登山愛好家ら約300人が登山中の安全を祈願し、本格的なシーズンの幕開けを祝った。
開山祭では、晴れ渡った青空と北アルプスをバックに、地元「白馬アルプホルンの会」が、参加者に演奏を披露。テープカットと同時に、山案内人組合のガイドによる白馬大雪渓までのトレッキングが次々と出発した。
村観光局によると、貞逸祭は日本で初めて山小屋を経営した白馬の山岳観光の祖・松澤貞逸の功績をたたえる恒例行事。大型連休中の雪崩の影響で、入り込み減少が心配されたが、登山人気や天候を追い風ににぎわった。参加者300人は開山祭を始めて以降、過去最多という。
安曇野に憧れ絵画描く 池田町山風舎 NACスケッチクラブ展
 安曇野に移り住んだ仲間たちの作品展「NACスケッチクラブ展」が、池田町会染のストーブ&クラフトショップ山風舎で6月3日まで開かれている。同クラブのメンバー8人が水彩・油彩・アクリル絵の具などを用いて描いた、静物画や風景画20点余りを展示。
 NACはNew Azumino Clubの略称。11年前に発足し、現在会員は100人に及ぶ。安曇野に憧れて全国津々浦々から集まってきた年齢も職業もさまざまな人たちが安曇野市を中心に、興味のあるグループをつくって活動している。
 国道147号バイパスで行われたスペシャルパレードは、関電トンネルを走るトロリーバスを先頭にスタート。大北各地の混成チームによる和太鼓や、市内4小学校児童によるマーチングが続いた。
 フィナーレでは東京ディズニーリゾート30周年で全国を巡っている「ザ・ハピネス・ツアー」のパレードが登場。ミッキーやミニーたちキャラクターは、金色に輝く30周年のスペシャル衣装をまとって車に乗って現れ、歓声を浴びた。地元の子どもたちで構成されたダンサーも音楽に合わせて踊り、沿道の来場者らと「ハピネス(幸せ)」を共有した。
 午前中に駅前ステージで開いたオープニングでは、牛越徹市長が「黒部ダムは昭和38年の完成から多くの方をお迎えし、市の発展の礎となった。市民参加のイベントで、大町の元気を全国に発信していただきたい」と歓迎した。
 大町商工会議所青年部主催の「チャレンジ964(くろよん)」は、黒部ダムにちなんで最大964cのカレーを食べる大食い大会。子どもから大人男女まで60人が参加し、ご当地グルメをほおばり、元気に完食の手を上げていた。
 各会場では地元小中学校の演奏やご当地アイドル、太鼓の演奏などで盛り上がった。

2013年5月26日(日)付